シンプルな服装でもイヤアクセサリーをつけるだけで印象が変わるもの。特に、存在感のあるロングサイズなら、その「縦ライン」のおかげで気になるフェイスラインをほっそり見せる効果もあるそう。
湘南ミセスの作家さんにフェザー(羽根)を使ったピアスのつくり方を教えてもらいます。
フェザー×コンチョでちょっぴりエスニック調に!
天然素材 フェザー
フェザー×ビーズピアス
\教えてくれた湘南の作家さん/
安永真奈美さん
@dotmaccessory
こだわりの長さで小顔に見えます
「お客さまからも小顔に見えるデザインを求められることが多く、フェイスラインがすっきりし、小顔見えするロングアクセを意識しています。こだわったのは長さ。あご下約2㎝の長さにするとバランスよく見えます。また、ちょっと凝ったデザインなので、一つつけるだけでオシャレな印象になりますよ」
【材料&ツール】
合成紐(3㎜)約40㎝2本、約20㎝2本、金具付きフェザー2枚、デリカビーズ(DB654)136 個、(DB762)84個、メタルビーズゴールド(2.5㎜)18個、コンチョ2個、丸カン4個、ボールチップ2個、ピアス金具2個、テグス約70㎝、平ヤットコ、丸ヤットコ、ニッパー、はさみ、木工用接着剤、つまようじ
【このアクセサリーづくりのPOINT】フェザーの使い分け
茶色のフェザーが使いやすい
フェザーは鳥の種類や染色によって、色や模様が豊富。安永さんによると「合成紐やビーズなどほかの素材と合わせるときは、茶色のフェザーを選ぶとなじみやすく使いやすい」とのこと。存在感があるフェザーは単体使いに向いています。あらかじめ金具がついているものを選ぶと、自分で金具をつける手間が省けて便利です。
【STEP 1】 ビーズを通してビーズパーツをつくる
テグスに順番どおりビーズを通し、ビーズパーツをつくります。最初と真ん中、最後はきちんと処理をして、テグスが抜けないように気をつけて。
1 テグスを切らずに、メタルビーズを1個通す。ビーズの先はテグスを約10㎝残しておく。
2 メタルビーズにテグスを輪になるように通し、引っ張って固定する。テグスを約60㎝のところで切る。
3 写真を参考に金4個、赤17個、クリーム20個、赤15個の順に通す。
4 ボールチップの穴にテグスを通し、次にメタルビーズを1個通す。2 と同様、ビーズにテグスを輪になるよう通し、固定。
5 テグスをメタルビーズの下にあるボールチップの穴に通し、平ヤットコでボールをしっかり閉じる。
6 テグスに赤17個、クリーム22個、赤19個、金4個を順に通す。金の最後は、2 と同様テグスを輪になるよう通し、固定。
7 残ったテグスはビーズの中に戻す。下の赤ビーズまで通したらテグスを出し、はさみで切る。もう1本も同様に処理する。
【作業見本】 こうなっていたらOK!
【STEP 2】 フェザーや合成紐をつけて仕上げる
丸カンにフェザーや合成紐を通して、完成させていきます。バランスを見ながら、紐をきっちり結ぶとキレイな仕上がりに。
8 2つのヤットコで丸カンを開き、フェザーとビーズの金具を通し、一度丸カンを閉じる。
9 8 の丸カンに、ビーズより少し長めになるよう40㎝の合成紐を通したら、もう1方の紐の先を輪になるように通す。
10 9 で紐が輪になった部分をはさみで切 る。
11 9 の金具が隠れるよう、20㎝の合成紐を3重に巻き固く結ぶ。結んだ部分の裏につまようじで接着剤をつけ固定する。結んだ紐の先ははさみで切る。
12 2つのヤットコで8 の丸カンを再び開き、コンチョを通し、丸カンを閉じる。
13 2つのヤットコでコンチョの丸カンを開いてピアス金具を通し、12 のコンチョに通したら丸カンを閉じる。
14 紐の先を斜めに切って、形を整える。
【完成】
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【湘南ミセス発!】フェイスラインがほっそり見える手作りアクセ「ラフロックのグラデピアス」
この記事はMart2018年5月号「フェイスラインがほっそり見える天然素材でつくる『ロングイヤアクセサリー』」をもとに再構成したものです。
撮影/伊東武志(Studio GRAPHICA) 取材・文/玉置晴子、富田夏子、長南真理恵