「Mart ズパゲッティBOOK3」の発売を記念して、2017年11月18日に千葉県・千葉駅にあるくまざわ書店 ペリエ千葉本店で、ズパゲッティのワークショップを行いました。
本誌でもおなじみのズパゲッティ作家・徳増理恵さんを先生に迎え、編み物初心者の親子を含めた約10名がズパゲッティに初挑戦しました。
本誌でもおなじみの作家・徳増理恵さん。
今回は、「Mart ズパゲッティBOOK3」のP8に掲載している、ポーチを一緒につくりました。まずは、かぎ針の持ち方と結び目のつくり方、基本の編み方をていねいに説明。参加者は、真剣なまなざしで聞き入っていました。
個人によって編むスピードが異なる中、それぞれポーチづくりにチャレンジ。分からないところは徳増さんがていねいに教えてくれたため、みなさん順調にポーチの形に……。
かぎ針編み初心者の岡本美夏さん(21歳)&野中菜央さん(19歳)は友達同士で参加。
「一人でやるのはちょっとムリかなと思ったけど、こうやって教えてもらえて編む楽しさを知ることができました」(岡本さん)
「まったく初心者なので不安はあったんですが、コツが分かったらそれなにするすると編めました」(野中さん)と笑顔。
真剣ながらもアットホームな雰囲気で、みんな初心者とは思えない手つきでつくっていきました。
真剣な眼差しの岡本さんと野中さん。
最後は、掲載されているポーチと同じニコちゃんのコンチョ(ボタン)をつけて完成。
制限時間が90分だったため、完成までたどり着けた方は少なかったですが、みなさん「本を読みながら家で続きを編みます!」と笑顔がこぼれていました。
完成した長嶋彩香さん(31歳)&優奈さん(6歳)親子は、「まさか完成するとは思わなかったのでうれしいです。糸も太くて編みやすかった! 娘は結び目をつくるところとくさり編みを担当してくれて、親子で楽しめました。今度は娘のために何かつくりたいです」と満足気。
また、ズパゲッティが流行っているので興味津々だったという岡田真歩さん(20歳)は、「初めは難しいのかな?と思ったけど、先生の教え方も分かりやすく無心でできました。すぐに形になるのでうれしいです。今度はバッグなど大きいものに挑戦したいです」と、ハマった様子でした。
完成したバッグを披露する長嶋さん親子。
今回のポーチは、初心者でも簡単にできる基本の編み方でつくれます。編み方に悩んだときは、MartのHP内にある基本の編み方(https://mart-magazine.com/zpa_howto)をチェックして、ズパゲッティに挑戦してみませんか?
取材・文/玉置晴子