お花のウォールツリー【リースタイプ】のつくり方♪佐藤俊輔さんの誌上レッスン

クリスマスはやっぱりツリーを飾りたいけど、けっこう場所をとるし、床に置くと意外と邪魔なんですよね……。その悩み、壁に掛ければ解決します！　軽くてコンパクトだけど、華やかでインパクトあるウォールツリーのつくり方を気鋭のフラワーデザイナー・佐藤俊輔さんが教えてくれました。

お花のウォールツリー・リースタイプの材料

クリスマスリースをアレンジしたバージョン。小さな7つのリースをつなげてツリー形にします！

★ベースの造花
1 ナチュラルパーツ（リーフパーツ　ヒバ6個） ¥110Ⓐ
2 ナチュラルパーツ（リーフパーツ　モミ8個） ¥110Ⓐ
3 ナチュラルパーツ（リーフパーツ　ゴールドクレスト8個） ¥110Ⓐ
★デコレーション
4 デコレーションドライパーツ　小枝 ¥110Ⓐ
5 ベル6P φ2.5㎝シルバー6個 ¥110Ⓑ
6 ミニギフトBOX 8P オーナメント　レッド8個 ¥110Ⓑ
7 シュガープリントボール5㎝（グリーン、レッド） 各¥110Ⓑ
8 リボン クリスマス チェック&ドットパターン（25㎜×1.5m） ¥110Ⓑ
9 デコレーションドライパーツ　リーフ（ゴールド） ¥110Ⓐ
★バラの造花
10 ローズブーケ（ヴィンテージ調　ブルー） ¥110Ⓐ
★ワイヤー
11 アレンジワイヤー（グリーン、長さ36㎝、太さ0.35㎜） ¥110Ⓐ
★リース
12 大地農園/サンキライリース7㎝ 12個 ¥924Ⓒ

総額 ¥2,244

Ⓐ： DAISO　Ⓑ： Seria　Ⓒ：はなどんやアソシエ
※掲載した商品は品切れの場合もあり、店舗により在庫状況は異なります。

【Step1】7個のリースをワイヤーでつなげる

リース同士をワイヤーで巻きつけてつなぎ、何回かねじって余った分をニッパーでカット。隣り合うリース同士すべてにワイヤーをかけて、［★Step1の完成形］のような形にします。

【Step2】ベースとなる造花をまんべんなくつける

モミとヒバ、ゴールドクレストはそれぞれ1袋分使用。そのままのサイズと、長さ5㎝ほどにカットしたものとを半々くらいで用意します。最初は丸い穴を埋めるようにさまざまな向きでまんべんなくリースに挿し、埋まってきたら上向きに挿してツリーの形になるように調整します（挿してとまらない場合はグルーガンでつける）。その後、金色のドライリーフをグルーガンでまんべんなくつけます。

【Step3】バラをつける

ローズブーケはばらして、バラの花を茎を2㎝ほど残してニッパーでカット。茎の先端にグルーガンを1滴つけて、リースかベースの造花に取りつけます。「白とブルーをまんべんなくちらして、ところどころ2つ並べてつけたりするとバランスがよくなります」（佐藤さん）

【Step4】小枝をワイヤーで束ねてつける

小枝のドライパーツは3本ずつワイヤーで束ねて3㎝分くらいねじります（リースの土台＋ベースの
造花の高さが3㎝くらいなので、つけたときの高さが揃うように）。つけたいところに表から挿し、裏
でリースにしっかりくくりつけて余った分をニッパーでカットします。

【Step5】オーナメントをつける

ミニギフトBOXオーナメントにグルーガンをつけて、ベースの造花に取りつけます。ベルやボールのようにひもがついているものは、造花部分に引っ掛けるだけでOK。最後にいちばん下のリースにリボンを結んで完成。「赤はポイントになるので全体にちらすときれいですよ」（佐藤さん）

吊るすときは麻ひもで

いちばん上のリースに麻ひもを結びつけると吊るせるようになります。壁にフックなどがある場合は、直接リースを引っ掛けてしまってもOK。コンパクトなので家のさまざまな場所に飾れます。玄関に飾れば、一味違うおしゃれなリースに！

【教えてくれたのは】

人気フラワーデザイナー
佐藤俊輔さん
三越伊勢丹ホールディングス退社後、花の世界へ。2014年モナコ国際親善作品展国内選考会で特別賞を受賞。2020年から「CREA WEB」（文藝春秋）にて季節のアレンジメントを掲載。

撮影／志波慎寿介　取材・文／湊谷明子　編集／永島 大　web構成／富田夏子

Mart2022年1月号
省スペースでも華やかなX’mas♪　簡単手づくり！お花のウォールツリー　より