「#martズパゲッティ」キャンペーンより、今回は特別編として、ライター・富田の娘が自由研究用に編んだバッグを紹介します。
小学生の夏休みの宿題で、親もある程度頭を悩ませるのが自由研究。
今まで3年間、コースターやオリジナル手ぬぐいなど手づくり系を続けてきた4年生の娘は、今年はズパゲッティでバッグを編みたいと言っていました。
でも4年生にもなると、ただ手づくりして内容をまとめるだけではNG! そこで1学期の学習内容を振り返ると、社会科の校外学習で清掃工場へ行き、リサイクル、リデュース、リユースなどを習ったとのこと。それならズパゲッティのような、元の素材を活かして価値を高める「アップサイクル」もあるよと伝え、素材の再利用というテーマでどうにか自由研究らしく進めることになりました。
ズパゲッティでは、一度引き抜き編みのみでバッグつくったことがあった娘。その時は、どんどん編み目がきつくなってしまい、三角形のがま口状態のバッグに。そこで今回は、くさり編み、こま編みを使ってショルダーを編みたいとのことで、今までの「MartズパゲッティバッグBook」に載っている基本のポーチの編み方を参考にしながら、自分で編んでいました。ズパゲッティは糸が太くかぎ針も太いので、子どもが片手で編むのは難しいようで、テーブルに置いて両手を使って編み進め、気に入らないと何度かほどいてやり直していました。
ただ、やはり立ち上げが難しかったようで、立ち上がりがどうしても斜めに……。さらによく見ると編み目が飛んでいる部分もありますが、1日1時間と少しずつ編んで、3日ほどで完成しました。
本人としては、まっすぐきれいな編み目にならなかったものの、丸っこい形になったのも気に入った様子。出来上がって「世界で一つのバッグだ!」と喜び、ハンカチやティッシュ、お菓子などを入れて、おでかけに持って行っています。今度はもう一度チャレンジして、きれいな形のポーチをつくりたいと言っています。
撮影・文/富田夏子