Martでもおなじみのミシュランガイド東京2020から3年連続一つ星掲載店「sio」のオーナーシェフ鳥羽周作さん。おうちで簡単に美味しい料理がつくれるようにレシピを公開してくれたり、いろいろな企業やお店とコラボレーションをして楽しませてくれたりしています。そんな鳥羽シェフがこだわりまくったエプロンとトートバッグをつくりました。
自分で使いたいものがなかったからつくった“プロ仕様”エプロン
今回発売になったのは「シェフと職人がつくったエプロン」(¥9,900)。“エプロンも料理道具のひとつ”という考えのもと、鳥羽シェフが欲しいと思ったものを形にしたアイテムなのだそう。鳥羽シェフのことを知っている人なら、洋服が好きでファッションにもこだわりがあることも知っているかもしれませんが、今回のエプロンは、シェフいわく「機能性とおしゃれを両立したもの」とのこと。
洋服のプロと相談しながら、鳥羽シェフがこだわりたいポイントを入れ込み、新潟県の老舗縫製工場「K2 FACTORY」がつくりました。鳥羽シェフがこだわったのは「ウェアとしてのかっこよさ」。鳥羽シェフが手掛けるレストラン「Hotel’s」で使っているものとまったく同じなのだとか。プロが現場で使っているものを家庭のキッチンでもと考えたそうです。
細部にも鳥羽シェフのこだわりがつまっていて、「ポケットは通常より下に配置して、そこにペン差しを設けました。ポケットの大きさも、深さも実際に料理する立場で考えました。だからめちゃくちゃ使いやすい」と鳥羽シェフ。
そして、一般的にはあまり見ないサイズ展開があります。フリーサイズではなく、体型にあったものを選べるように、S・M・Lがあるのは珍しいですよね。これは、料理人として立ち姿がかっこよく見えることが大切という鳥羽シェフの思いから。さらに、カラーもホワイト、ネイビー、ベージュがあり、カラーとサイズを自分に合ったものをチョイスすることで、“かっこいい料理人”になれるんです。
ちなみに左胸のペン差しは鳥羽シェフにとって「絶対に外せないポイント」なのだそう。「これがめちゃくちゃ使える。僕はここにピンセットを差したりしています」とのこと。家庭ではどう使うのがいいか、自分なりの使い方を探っていくのも楽しそう。
4サイズ展開のトートバッグも鳥羽シェフ流
エプロンと同じく今回登場したのがトートバッグ。S・M・L・XLの4サイズ展開で、ホワイトとネイビーの2色あります。こちらも鳥羽シェフが欲しいと思うものを形にしました。特に気になるのがXLサイズ。かなり大きいんです。
鳥羽シェフによれば、「イケアのキャリーバッグをイメージ」したとのこと。「あれぐらい大きくて、丈夫でかっこいいバッグがあったら」ということで、何でも入る特大トートが誕生しました。こちらも「K2 FACTORY」の丁寧でしっかりした縫製なので、たっぷり入れても安心。もちろん入れすぎると重くなるので、そこは気を付けて。
Sサイズ(¥5,500)はタテ20.5×ヨコ37×マチ17㎝、Mサイズ(¥6,600)はタテ29×ヨコ42×マチ14㎝、Lサイズ(¥8,800)はタテ33×ヨコ64×マチ20㎝、XLサイズ(¥13,200)はタテ43×ヨコ80×マチ28㎝と、用途に合わせて選べます。S以外は肩かけもOKな持ち手の長さになっています。
Sサイズはランチバッグや、ちょっとそこまでのお出かけにぴったり、Mサイズは日常的な買い物や仕事のサブバッグにもいいサイズ感。たっぷり入って使いやすいのはLサイズ。ショッピングバッグとしてもいいですね。そして、鳥羽シェフイチオシのXLサイズは、2泊ぐらいの旅行の荷物も入れられそうな大きさ。シェフは食材の買い出しや料理道具などを入れたりするそうですが、例えばランドリーバッグとして使ったり、アウトドアのグッズをまとめて収納したり、子どものおもちゃをまとめて入れたりなど、本当にいろいろな使い方で活躍しそうです。
鳥羽シェフのこだわりがつまったエプロンとトートバッグ。日々の生活にも寄り添ってくれる機能性とデザインをぜひ取り入れてみませんか?
シズる商店HP:https://sizuru.store/
文/岡部 礼子