洗濯物を干して取り込む作業の大変さはいつの時代も変わらない悩み……。そこで洗濯のプロが実践している100円グッズを使った部屋干しの技を教えてもらいました!
教えてくれたのは
洗濯ライターのハナさん
自宅で何でも洗う洗濯マニア兼洗剤ライター。洗濯に関する疑問を解決する実験ブログ、「洗濯ラボノート」は月間15万PV。
部屋干しアイデア1
使うのは
Can★Doの「つっぱりポール」
伸縮すれば固定できる定番ポール
ネジやクギを使わずに両端のゴム部分を突っ張れば固定できるポール。耐荷重約1㎏。55-90cm ホワイト¥100
突っ張り棒を窓のサンに
窓のサンの幅に合わせて突っ張り棒を設置するだけ。「窓際の特等席に物干し場をつくることができます。特にバスタオルを干すのにおすすめ。あっという間に乾きますよ」
部屋干しアイデア2
使うのは
ダイソーの「室内ランドリーフック」×Can★Doの「つっぱりポール」
ドア枠や窓枠を有効活用できて便利
取りつける枠の厚みに合わせ2段階調節可能。木製部分にピンを刺して挟み込む。耐荷重2㎏。¥100
使い方は簡単!
【1】
突っ張り棒の先のキャップを外してランドリーフックの穴に通し、再度キャップをかぶせます。
【2】
窓枠の上部にピンを刺してから、木の厚みに合わせてバーの幅を調節して窓枠を挟み込み完成です。
窓枠にかけて突っ張り棒を通す
窓枠にランドリーフックを2つかけて、フックの穴に突っ張り棒を通せば簡易物干し場が完成。「洗濯物の重みを加えると安定するので、フックが外れることもありません」
部屋干しアイデア3
使うのはSeriaのこの2つ「ワイヤーラティス」
スチール製で見た目以上に軽い
白いワイヤーネットは主張が少なく◎。大きすぎないサイズがベスト。耐荷重は約4~10kg。約W40.5×H26㎝。7×11 ホワイト¥100
「レバンテスラックスハンガー ブラック」
ピンチ部分までブラックで統一感
スラックス用のハンガーはピンチ部分のバネがしっかりとしたものを選ぶと安定しやすい。¥100
使い方は簡単!
【1】
ワイヤーネットの両端をそれぞれスラックスハンガーでしっかりと挟み込み固定します。
【2】
スラックスハンガーを固定したワイヤーネットをカーテンレールに引っ掛けるだけで設置できます。
カーテンレールにワイヤーネットとスラックスハンガーで
「かける目安はTシャツ5枚分。かけすぎには注意です。奥行きができるので、濡れた衣類がカーテンに触れカビがはえる、窓の結露が衣類に移るなどのリスクを減らせます」
部屋干しアイデア4
使うのは
Can★Doの多用途ネット
多目的に使える円柱形の軽量ネット
耐荷重約1㎏。スチールワイヤーとポリエステルでとにかく軽い。干し野菜などにも。約φ30×H24㎝。¥100
靴下をピンチでとめるのも面倒! そんなときは置けばいいんです
「靴下をピンチで挟んで干して……という手間が削減。ネットの中はもちろん、ネットの上にも広げればあっという間に乾きます。小さいお子さんの靴下にも」
Mart2020 3月号 洗濯のプロが実践! 100円でラクして早く洗濯をやり遂げる術 より
撮影/中林 香 取材・文/西村絵津子 構成/上原奈緒