デリケートな素材をアイロンがけするときに使う「当て布」。今回は変わった形の「当て布」をご紹介します。当て布って面倒……という概念を覆す画期的な商品ですよ。
発想もカタチも新しい!「アイロン型当て布」
当て布といえばハンカチのような四角い形状が多いなか、Seriaで発見したのはその名も「アイロンあて布取付タイプ」。通常、当て布は衣類の上に重ねて使いますが、当て布をアイロン型にしてアイロン本体に装着するという逆転の発想から生まれた商品です。
本体は凧のような形をしており、布部分は綿100%。ループ状の紐と長めの紐が付いています。
さっそく装着してみました
パッケージ裏面には装着可能なアイロンの形が記載されています。布部分の耐熱温度は約150℃ですが、パイピングと紐部分は耐熱素材ではないのでアイロンがけ面に接触しないよう装着してください。
まず、アイロンを当て布に合わせて紐を後ろで結びます。
紐を左右それぞれのループに通し、
左右どちらかの紐を先端のループに通します。
左右の紐を引っ張りながら蝶結びをして装着完了です。コードレスアイロンの場合は、充電部分に本体がかかっていないをチェックしてくださいね。
かけたいところにピンポイントで狙える!
最近は自宅の洗濯機で洗えるものが多くなり、その分アイロンがけの回数も増えました。そんななかで、特に苦戦していたのがズボンのセンタープレス。スチームが直接かからないように当て布をしていたのですが、当て布がズボンを覆ってしまい手元がよく見えない……。「あれ?ズレてる?」なんていうことがしょちゅうありました。「アイロンあて布取付タイプ」を使うことで、狙いたい場所にピシッとアイロンがけできます。
さらにボタン周りや襟など、細かい部分も妥協することなくアイロンがけできることに感動。これまでは、アイロンと当て布を交互に置いてはかけて……を繰り返していたのでかなりの時短に。
大量のネームタグに奮闘する新学期にもおすすめ
新学期は上履き入れや給食セットなど、ひたすらネームタグを貼りつける作業をしますよね。わが家でもアイロン接着タイプのネームタグを使っていますが、しっかりと接着させるためには中温~高温に熱したアイロンを数十秒間体重をかけて圧着させる必要があり、生地を傷めないためにも当て布が必須。
大量のネームタグを圧着する作業に加え、毎回ズレていないかを確認するのって地味にエネルギーを消費するもの。そんなときにもアイロンに当て布が付いていれば狙った箇所にピンポイントで接着できるので作業がどんどん進みます。これから、入園・入学を迎えるお子さんのママにもぜひ使っていただきたいアイテムです。
【お問い合わせ先】
Seria
*価格はすべて税込です。
*掲載商品は取材時点のものであり、現在お取り扱いしていない場合がございます。
取材・文・撮影/古賀 美津恵