フィルムカメラを使った写真がInstagramで大人気の写真家・もなみんさんに、初心者さんでもできる味のある写真の撮り方を教わりました。
スイーツを印象的に撮る！
【デジタルだと…】
【フィルムカメラの場合】
★もなみんさんのアドバイス
今回はほんの少しブレましたが、それがかえっていい味に。テーブルやカップケーキの雰囲気がふんわり柔らかくなり、かわいらしさがより伝わる1枚になりますよ。
【撮る対象はジグザグに配置を】撮りたいものを手前から奥に、左右にジグザグに置くと自然な奥行きに。光が被写体の横か後ろから入るようにするときれい。
【カメラは45度に傾けて】真横から、真上からではなくその中間のイメージ。こうすることでカップケーキが立体的に見えるだけでなく、奥行きも出せます。
ドリンクをかっこよく撮る！
【デジタルだと…】
【フィルムカメラの場合】
★もなみんさんのアドバイス
ドリンクは手前と奥に置いて手前をぼかしたり、グリーンなどを近くに入れてぼかしても素敵な雰囲気に。布を敷くなら白が明るくきれいに写るのでおすすめ。
【前にグリーンを入れてぼかしても！】レンズと被写体の間に、ぼかして入れたいグリーンを入れると、ぼけやすくなります。細い葉だとよりさりげない感じに。
【斜め後ろから光が入るように！】被写体どうしの距離感はこれくらい。手前のドリンクと奥のお菓子が程よくぼけます。光は斜め後ろから入るよう意識しましょう。
このカメラを使いました
KODAK フィルムコンパクトカメラ M38 新品〈フィルム（ウルトラマックス400-24枚撮り）＆電池セット〉¥5,680（ポパイカメラ）
挑戦したのは…
蓮見京子さん
Martist。インテリアの知識とセンスが抜群。「フィルムカメラは最近全然撮っていなかった」という蓮見さんですが、もなみんさんの撮影レッスンを受けて味のある写真が撮れました。
教えてくれたのは…
もなみんさん Instagram⇒@and_mona
インスタグラムのフォロワーが2万人を超える、人気写真家。写真に合う手書き文字を入れることで、さらに写真を引き立てる作品を発表。作品展を開いたり、オンラインの写真教室を開催するなど、幅広い分野で活躍中。
撮影／山下忠之、蓮見京子さん、もなみんさん、石田純子（光文社写真室） 取材・文／森岡陽子 編集／倉澤真由美 WEB構成／富田夏子
Mart2021年8月号 懐かしい？ いや、新しい！ この夏はあえて「フィルムカメラ」で思い出残そう！ より
