今までMartで取り上げてきた商品は数知れず……その中から、私たちの生活に欠かせない愛用ショップやアイテムを厳選! 知ってるつもり、だけではもったいない、プロも認める「買い!」の理由をお届けします。
大ブームから定着した「食べるラー油」に新顔が登場!
【大定番】辛そうで辛くない少し辛いラー油
¥380 ※編集部調べ
2009年8月発売。赤いラー油が辛そう!な見た目なのに、食べてみると確かに辛すぎず、少し辛いという抜群のネーミングと新しい食感、味わいにすっかり虜に! 香ばしいフライドガーリックとフライドオニオンの食感とうま味が、料理を選ばず活躍します。(桃屋)
《NEWS!》
2009年の第1回でこのラー油と出合ってから10年、次々とヒット商品を発掘してきた「Mart新商品グランプリ」。ただいま、2020年春季の参加者を募集中!応募はこちら→【埼玉】【大阪】
【新定番】しびれと辛さががっつり効いた麻辣香油(マーラーシャンユ)
¥429 ※編集部調べ
2019年8月に新発売。花椒、和山椒を使った自家抽出の香味油に、フライドガーリック、フライドオニオン、黒ごまを加えてつくった、"麻辣風味の食べる調味料"。新しい刺激として麻辣が好きな方はもちろん、四川料理を家庭で手軽につくりたい方に向けた自信作。(桃屋)
実は同時期に開発に着手!「食べる調味料」2つの定番
「食べる調味料」ブームの火つけ役といえば、この「辛そうで辛くない少し辛いラー油」。その後、料理に調味料を少しだけ追加する、ちょい足し、ちょいかけ、といった言葉も生まれ、新たな調味料のジャンルとして確立されています。
そんな「辛そうで辛くない少し辛いラー油」は、今年10周年! 満を持して開発されたのが「しびれと辛さががっつり効いた麻辣香油」と思いきや、なんと実は同じ時期に開発に着手したのだそう。
「2009年当時の日本では、花椒特有のしびれる辛さは認知度が低かったため、こちらは商品化を見送りました。多くのお客様から『もっと辛いラー油の姉妹品』のご要望がありましたが、なかなかご期待にお応えできず、諸事情で断念してきました。その後、『食べる調味料』というカテゴリーが形成されたことや、昨今の麻辣味への注目の高さなどから、2009年の試作品にさらなる改良を加えて〝花椒の刺激的な、しびれる辛さ〞に、〝和山椒の上品なしびれと、柑橘系の爽やかな香り〞を併せ持ったオリジナリティの高い味づくりが完成したことにより、今回の発売となりました」(桃屋・営業企画室 森本豊彦さん)
そんな深い歴史を持った〝新定番〞。家族の好みに合わせての2本持ちがベスト、と断言します!
2つのラー油をみんなで比較
激辛大好き 佐藤まりあさん
ちょっと苦手 寺尾沙織さん
おそらく標準 菅原久実さん
今回は3名のみなさんに、ご飯、豆腐、納豆、餃子にそれぞれかけて食べ比べてもらいました。好みが分かれましたが、使い勝手や合う料理もいろいろとアイデアが浮かんでいました。
【1】見た目や材料
「ともにフライドガーリックとフライドオニオンがたっぷり入っていてうれしい!」(佐藤さん)
「見た感じ『麻辣香油』は黒、『ラー油』は赤、という印象。麻辣香油は、2種類の山椒がしびれの要因ね」(寺尾さん)
【2】味
「『ラー油』は、とにかくこのザクザク食感がいいよね。ご飯との相性も最高で、どんどん食べられちゃう」(佐藤さん)
「確かにご飯には『ラー油』が合うね!私は、餃子と豆腐には『麻辣香油』をかけて食べたいな」(菅原さん)
【3】使い勝手
「まずは子どもでも食べられる麻婆豆腐をつくって、あとから「麻辣香油」を足したらグッと本格的になりそう!火にかけなくてもいいし、好みによって量を変えられるのがいいよね」(菅原さん)
「『ラー油』は、ここ最近辛いものに興味が出てきた子どもと一緒に使えそう。シンプルな料理にちょこっと足したい」(寺尾さん)
ごくごく個人的好みでJUDGE!
佐藤さん
「辛いものが大好きなので、『麻辣香油』の辛さとしびれがたまらない。何にでもつけたい!」
菅原さん
「甘じょっぱさと食感が絶妙な『ラー油』は、何度食べても美味しさを再認識します」
寺尾さん
「『麻辣香油』は、口の周りに若干ピリリというしびれを感じます。好きな人はハマりそう!」
一人ランチがランクアップするメニューを考案!
「大人気の食べるラー油や麻辣香油は、少しずつ使えて便利。今回は一人ランチを今っぽくするレシピを提案します!」(料理家・上島亜紀さん)
ピリ辛レタス炒飯
まずは炒り卵をつくる。フライパンにひき肉を炒め色が変わったら、ご飯、長ねぎのみじん切り、食べるラー油を加え炒める。塩、こしょうで味を調え、ざく切りのレタスと炒り卵を加えさっと混ぜ、目玉焼きをのせ食べるラー油をかける。
麻辣香油の汁なし担々麺
耐熱ボウルにひき肉、味噌、すりごま、もやし、片栗粉、麻辣香油をよく混ぜ、ふんわりとラップをかけて600Wの電子レンジで5分加熱し、そのまま2分おきよく混ぜる。600Wの電子レンジで加熱した冷凍うどんを丼に盛り、たれをかけ、きざんだ青ねぎをちらす。
撮影/山本雅樹 フードコーディネート/上島亜紀 取材/澁谷真里 構成/小松伸司(Mart編集部)
Mart2019年12月号
主婦の「大定番」「新定番」ベストアワード60 Part1 大定番ショップ&アイテムの今も「買い!」の理由 より