家族にリクエストされる「週末の旦那ごはん」。主婦の味とはちょっと違う、こってり&クセになる、そんな味のチャーハンのレシピを、きじまさんが男子目線で教えてくれました。
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きじまりゅうたさん
料理家一家の三代目。楽しくわかりやすいトークとオリジナリティある料理に定評あり!雑誌やテレビ、ウェブなどで活躍中。お店のガッツリランチも大好き。
「お店みたいなごはん」とは?
定食屋、ラーメン屋、喫茶店など、旦那さんが日頃よく食べている「あの味」を、きじまりゅうたさんが徹底分析!簡単につくれて家族受けがいい味を伝授してくれます。
お店みたいな「チャーハン」のレシピ
「お店っぽい!」ポイント
パラッパラでツヤ感のあるご飯。
ラーメン屋さんみたいなピンクのかまぼこ入り。
【材料(2〜3人分)】
・米…1合
・豚バラ肉薄切り…100g
・長ねぎ…1/2本
・かまぼこ…50g
・卵…3個
・塩…少々
・サラダ油…大さじ1/2
・A(ごま油…大さじ1 鶏ガラスープの素…大さじ1/2)
・B(しょうゆ…大さじ1/2 こしょう…少々)
【つくり方】
【1】ごま油を炊飯器に入れる
米を研いで炊飯器に入れ、Aを加え、通常より少なめの水加減で炊く。
米に油を入れるとパラパラのご飯に!
ご飯をパラパラにする秘訣は、米の周りに油をまとわせること。炊飯時に油を入れると米と米がバラバラになります。
【2】ご飯に直接卵を割り入れる
ご飯をボウルに入れ、卵を割り入れてよくかき混ぜる。
卵の膜をつけてパラパラ率アップ
箸を使って、ご飯の一粒一粒に卵をまとわせます。油で膜をはった米を卵でコーティングするイメージ。あとは炒めるだけでパラッパラなご飯になります。
【3】切り方もお店っぽく工夫
長ねぎは細かく切り込みを入れてから切ると粗みじんに切れる。かまぼこも7~8mm角の粗みじんに、豚肉は7~8mm幅の細切りにする。
【4】豚肉を炒めたあとご飯を投入
フライパンにサラダ油を熱し、豚肉を炒めたら、塩を振って取り出す。空いたフライパンに【2】のご飯を入れ、ご飯粒同士を離すように炒める。
ご飯のパラパラ感はこんな感じ
卵に火が通ると、ご飯の粒が離れてパラパラになります。
【5】具材を投入し調味する
先ほどよけておいた豚肉と粗みじんにしておいた長ねぎ、かまぼこを入れ、Bで調味する。
かまぼこを入れるとラーメン屋っぽい
なるとが入っているとお店っぽいイメージに。今回はピンクのかまぼこで代用しました。これが入るだけで印象アップ!
ご飯のパラパラ感はこんな感じ
木べらで返すとパラパラ感を実感!いい香りも漂って、家族に大うけ間違いなしです!
【ご飯をお店っぽくパラパラにするフライパンの返し方】
お店のようにあおれない人は、フライパンを前後に動かしながら炒めればOK。木べらでご飯を切るようにしましょう。
フライパンを前後に細かく動かしながら、木べらで円を描くように炒めるのがポイント。ご飯が多少飛び散ってもOK。
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調理/きじまりゅうた 撮影/北川鉄雄 スタイリング/鮓本美保子 構成/タカノマイ(Mart編集部)
Mart2018年4月号
週末の料理で褒められたいお父さんへ
きじまりゅうたのパパのごはんは「まるでお店みたい」 Vol.1「チャーハン」より