メキシコ料理の定番“タコス”。一般的には、とうもろこしからつくられる“トルティーヤ”と呼ばれる皮で具材を包んで食べますが、料理家のきじまりゅうたさんが教えてくれたのは、餃子の皮で代用する方法。ホットプレートなどで加熱することで、ハードシェルのようなパリパリの食感になるんです!
具材を並べてワイワイ楽しく! 「手づくりタコス」でメキシコ風家呑み
餃子の皮をホットプレートで焼いて、パリパリのタコシェル風にアレンジ。
「お好きな具材をたっぷりのせて、焼きたてのうちに食べてくださいね。サイズが小さく食感も軽めだから、お子さんにも食べやすいと思いますよ!」(きじまさん)
材料(3~4人分)
タコスの皮
- 餃子の皮(大判)・・・ 12枚
- サラダ油・・・適量
ガーリックシュリンプ
- むきエビ・・・150g
- にんにく・・・1片
- (A)オリーブオイル・・・大さじ1
- (A)砂糖・・・小さじ1
- (A)塩・・・小さじ1/4
- サラダ油・・・適量
タコミート
- 合びき肉・・・ 200g
- サラダ油・・・大さじ1/2
- (A)ケチャップ・・・大さじ2
- (A)中濃ソース・・・大さじ1
- (A)おろしにんにく・・・小さじ1/2
- (A)チリパウダー(あれば)・・・小さじ1/2
トマトサルサ
- トマト・・・1/2個
- (A)ケチャップ・・・大さじ2
- (A)酢・・・大さじ1
- (A)チリパウダー(あれば)・・・小さじ1/2
- (A)塩・・・小さじ1/4
シンプルワカモレ
- アボカド・・・1個
- (A)レモン汁・・・大さじ1
- (A)塩・・・少々
- (A)こしょう・・・少々
その他のトッピング
- サニーレタス・・・1/4個(千切りにする)
つくり方
タコスの皮
- アルミホイルを折って、棒状(三角柱)の形をつくり、水にくぐらせてから、餃子の皮を二つ折りにして巻きつける。
- ホットプレートにサラダ油を薄くひいて180℃に熱し、 1 をアルミホイルごと並べる。返しながら全面に薄く焼き色がつくまで焼く。
ガーリックシュリンプ
- むきエビに粗みじん切りにしたにんにくと(A)を絡めて30分以上おく。
- フライパンにサラダ油をひいて火にかけ、 1をつけ汁ごと入れてエビ全体に火が通るように焼く。
タコミート
フライパンにサラダ油をひいて火にかけ、合びき肉をパラッとするまで炒め(A)で調味する。
トマトサルサ
トマトを1cm角に刻んで(A)と混ぜ合わせる。
シンプルワカモレ
アボカドの皮と種を除き、フォークでなめらかになるまで潰して(A)を混ぜる。
子どもやパパもお手伝い! 餃子の皮のアレンジが楽しい♪
1.アルミホイルに餃子の皮を巻きつけて、具材をのせやすい形 に焼き上げます。アルミホイルは三角柱に折って水にくぐらせてから使うと、安定しやすく、皮につきにくくなります。
2.軽く焼き色がつくくらいまで両面を焼きます。焼きすぎると硬くなるので注意しましょう。※お子さんが手伝う場合には、やけどをしないよう十分に注意してください。
3.時間が経つと食感が悪くなるので、皮を焼きながら焼きたてのうちに食べるのがおすすめです。
教えてくれたのは?
きじまりゅうたさん
料理家一家の3代目。親しみやすい人柄とオリジナリティのある家庭的な料理がMartでも大人気。
「休みの日はリラックスしたいから、料理をつくりながらお酒を飲んじゃいますよ! できあがるまでに飲みすぎないようにしないとね(笑)」
現在発売中のMart秋号の特集『「世界のおつまみ」で家呑みが映えすぎた!』では、他にも、おうち時間を楽しくしてくれる家呑みのアイデアをたくさん紹介しています。本誌もぜひ参考にしてみてくださいね。
2023年秋号 ”ローカルフード”や”屋台めし”をアレンジ 「世界のおつまみ」で家呑みが映えすぎた! より
撮影/北川鉄雄 レシピ考案・調理/きじまりゅうた スタイリング/土肥愛子 取材・文・編集/田島えり子