サラダと言えば冷たい野菜を使って仕上げるのが定番ですが、寒い日など温かい野菜料理を食べたい日がありますよね。そんなときにぴったりなのが「焼き野菜サラダ」。料理家・上島亜紀さんの著書『ファミレスよりおいしい 家ごはんの基本』からそのつくり方をご紹介します。
“手”で野菜に塩とオイルをしっかりなじせる
「野菜をとりたいけれど、ちょっと温かいものが食べたい」というときにおすすめなのが、グリルした野菜のサラダ。「ポイントは大きめに切った野菜を、ハーブソルトとオリーブオイルでしっかり和えてから焼くこと。野菜を大きめに切ることで、焼いても野菜の水分と甘味が残り、みずみずしく仕上がります」(上島さん)。
塩加減も需要で、カットした野菜の面をさわってなめてみて、しっかり塩気を感じるくらいハーブソルトをなじませるのがコツです。
焼き野菜サラダのレシピ
材料(4人分)
- ズッキーニ 1本
- なす 2本
- パプリカ(赤・黄) 各1/2個
- エリンギ 2本
- アスパラガス 5本
- EXオリーブオイル 大さじ2
- ハーブソルト 小さじ1
- レモン汁 大さじ1
- しょうゆ 大さじ1/2
つくり方
- ズッキーニ、なすは1.5㎝の輪切り、パプリカはタネを取り除き、1.5㎝幅で縦に切る。エリンギは縦に4等分、アスパラガスは根元を持ちしならせてみて、下の硬いところを切り、横半分に切る。
- 大きめのボウルに1の野菜を入れ、オリーブオイルとハーブソルトを2回に分けて加えて手でよく混ぜる。
- オーブン皿にクッキングシートをしき、野菜が重ならないように並べる。
- 3を200℃に温めたオーブンで7~8分焼く。
- 4を皿に盛りつけ、オーブン皿に残った野菜の焼き汁にレモン汁としょうゆを加えてよく混ぜて添える。
おいしく仕上げる2つのポイント!
お箸ではなく、手でしっかり混ぜ合わせることで、野菜にしっかりハーブソルトとオリーブ オイルがなじみます。
野菜を焼きすぎるとカラカラになってしまうので注意。時々見て確認してください。
上島亜紀さん
料理家。食育アドバイザーやジュニア・アスリートフードマイスターの資格を持ち、幅広いレシピ提案で女性誌やメディアで活躍中。 『考えなくていい冷凍作りおき』(ナツメ社)など著書も多数。
撮影/安彦 幸枝 フードコーディネート/上島 亜紀 編集・文/梅津 有希子 WEB構成/長南 真理恵
Mart BOOKS
ファミレスよりおいしい 家ごはんの基本 より再構成