今大人気のキャンプ、やりたいけれど何から始めるのがいいのかわからない…という方は、まずおうちでキャンプ料理を試してみるのがおすすめです。 たとえば、スキレット(100均なのでも売られている鉄製のフライパン)があれば、自宅でも気軽にキャンプの雰囲気を味わうことができるんです。今回スキレット料理を教えてもらうのは、アウトドア料理の達人みなくちなほこさん。とっておきの鶏肉を使ったキャンプ飯レシピです。
照り焼きにレモンの風味と爽やかな酸味がマッチ
【鶏もも肉のレモン照り焼き】
【材料(1人分)】
- 鶏もも肉 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .1枚
- 塩、こしょう、薄力粉 . . . .各少々
- サラダ油 . . . . . . . . . . . . . . . . . 適量
- (A)しょうゆ . . . . . . . . . 大さじ1と1/2
- (A)砂糖、酒、みりん、レモン汁. . . 各大さじ1
- (A)レモンスライス . . . . . . . . . . . . . . 2枚
【つくり方】
- 鶏もも肉は浅く切り込みを入れて厚みを均等にし、塩、こしょうを振り、薄力粉を薄くまぶす。
- スキレットを中火で熱してからサラダ油をよくなじませ、1の鶏もも肉を皮目から焼く。
- 両面を焼き、火が通ったらいったん取り出す。
- 混ぜ合わせたAをスキレットに入れ半分程度の量になるまで煮詰め、3を戻し入れて絡める。
みなくちなほこさんに聞いた「アウトドア料理を自宅で楽しむ方法」
「キャンプでは手間がかからず、美味しくできる料理がいちばん。たとえば自宅でジッパー付き袋で下ごしらえしておき、キャンプ場では焼くだけ!ということはよくやりますが、これは家でも応用できますね。また調味料にベビースターラーメンを使うなど、大胆な工夫で手間を省くのも、キャンプ料理のコツ。あえて直火のアナログな道具を使うことでアウトドア気分が楽しめます。家で楽しいなと思ったら、ぜひ屋外でもつくってみてくださいね」
みなくちなほこさん
フードコーディネーター
幼少期からアウトドアに親しんでいるアウトドア料理の達人。身近にある材料でつくる、簡単かつ美味しいレシピが人気。キッチン用品や道具に詳しく、著書も多数。
この記事は Mart春号 ホットサンドメーカー・メスティン・スキレットでみなくちなほこさんの「おうちでキャンプ飯」!再構成したものです。
撮影/北川鉄雄 取材・文・スタイリング/湊谷明子 構成/Mart編集部