お店で頼むと外はカリッ、中はぷりっとしているのに、家で揚げるとべちゃっとしがちな、エビフライ。今回はその悩みを解決するうえに、ボリューム感をアップするワザも教わりました!
ぷりぷりエビフライ
きじまりゅうたさん
料理家一家の三代目。楽しくわかりやすいトークとオリジナリティある料理に定評あり! 雑誌やテレビ、ウェブなどで活躍中。お店のガッツリランチも大好き。
お店みたいなごはんとは?
定食屋、ラーメン屋、喫茶店など、旦那さんが日頃よく食べている「あの味」を、きじまりゅうたさんが徹底分析!簡単につくれて家族受けがいい味を伝授!
今月の「お店っぽい!」ボリューミーで食感もぷりぷり
レシピ
材料(2人分)
- 殻付き冷凍エビ(大)…6~8 尾
- パン粉…適量
- じゃがいも…2 個
- 酢…大さじ 1
- 揚げ油…適量
- 塩…少々
- こしょう…少々
- 千切りキャベツ…適量
- タルタルソース…適量
- A [水…500㎖、重曹…大さじ1、塩…大さじ 1/2]
- B [溶き卵…1 個分、牛乳…大さじ 2、塩…小さじ 1/4、こしょう…少々]
全体のポイント
重曹塩水と二度づけパン粉で、ぷりっとしたエビフライに!
つくり方
1.エビを解凍する
【1】ボウルにAを混ぜた重曹塩水に、冷凍エビを入れる。
【2】15分ほどおいて解凍する。
☆ぷりぷりに仕上がるコツはここ!☆
重曹を入れることで、タンパク質が固まってぷりっとする。塩を入れることで、うま味の流出を防ぐ。解凍済みのエビもこれにつけると同様の効果あり。
一緒にポテトの準備も!
じゃがいもを皮ごとよく洗い、12等分のくし形に切る。ボウルにぬるま湯と酢を入れて、じゃがいもを入れて5分ほどさらす。じゃがいもの水気を切り、揚げ鍋に入れ、かぶるくらいの油を入れて弱めの中火にかける。じっくり15分ほどかけて揚げる。
2.エビの下処理をする
【1】解凍したエビの尾を残して殻をむき取り、背に切り目を入れ、背わたを包丁の刃先でかきだす。
【2】エビの腹側に浅い切り目を入れて、筋を切る。
【3】指で関節をブチブチと潰して、まっすぐエビをならす。筋切りとこのひと手間で、まっすぐきれいに揚がる。
【4】尾の尖った先端を切り落とす。
【5】ペーパータオルで水気をしっかりふく。
【6】Bを混ぜ、くぐらせる卵液をつくる。
【7】エビに小麦粉をまぶし、Bを混ぜた卵液を絡め、パン粉をまぶしつける。
【8】再度Bを絡めてパン粉をまぶし、そのまま2~3分おいて衣をなじませる。
二重の衣でこんなにボリューミー!
(左)一度しかつけていないもの、(右)衣を二重につけたもの。比べると、ボリューミーですよね!
3.揚げる
じゃがいもがカリッとしたら取り出し、塩とこしょうをかける。同じ揚げ油に、エビを4本ずつ入れて3~4分揚げる。
完成!
油をきり、器に盛り、ポテトとキャベツを添え、タルタルソースを添える。
#きじまりゅうた #Mart2月号 でSNS にて「つくレポ」お待ちしております!
コラボインスタライブ最終回はこちらをチェック!
Mart人気コンテンツの一つ、きじまりゅうたさん×Mart編集担当による「コラボインスタLIVE」が今月最終回を迎えました。最終回でご紹介した「漬け込まないバターチキンカレー」ぜひご覧ください!今までご覧くださったみなさまありがとうございました!
調理/きじまりゅうた 撮影/北川鉄雄 スタイリング/鮓本美保子 編集/菊池由希子
2022年1月号
パパのごはんは「まるでお店みたい」Vol.45 より