年末はおせちをつくりたいけれど、手間や時間がかかってしまうと大変ですよね。それなら今年は、全部で8品を3時間で子どもと一緒につくれるおせちをつくってみませんか?今回はたたきごぼうのつくり方をご紹介します!
しゃきしゃきの歯ごたえで子どもウケも抜群!【6】たたきごぼう
おせちなのにたたく?と思うかもしれませんが、「たたく=開く」で開運の意味が。まっすぐ生えるごぼうには 「根を張る=延命長寿」の意味があり、長寿の願いも込められています。
材料(つくりやすい分量)
- ごぼう……1本(150g)
- 酢……大さじ1
- 塩……小さじ1/2
- A[すりごま(白)……大さじ1、しょうゆ……大さじ1/2、砂糖……大さじ1/2]
つくり方
- ごぼうは洗って皮をこそげ、めん棒などで軽くたたき、鍋に入る長さに切る。
- 鍋にたっぷりの水(分量外)と酢、塩を入れて中火にかけ、煮立ったら①のごぼうを加えて15分ゆでる。
- ②のごぼうを縦4等分に切り、5㎝長さに切ってボウルに入れ、Aを加えて和える。
お手伝いポイント
ごぼうをめん棒でたたく
たたく作業は、子どもが喜ぶお手伝い。「味がしみ込みやすくなるように」と伝え、たたきすぎないよう注意を。まな板の下にはふきんを敷き音防止に。
調味料で和える
ゴムべらでしっかり和えます。「大きい子なら、調味料を量ってもらうのもいいですね。 小さなお子さんは、混ぜるのだけでも立派なお手伝いです」(星野さん)
教えてくれた・挑戦してくれたのは
星野奈々子さん 星野瑛斗くん
書籍、雑誌、企業のレシピ開発、フードスタイリングを中心に活動。今回は親子で1日あればつくれるおせち料理レシピを教えてくれました。「子どものお手伝いポイントもぜひ参考にしてみてくださいね」 https://hoshinonanako.com/
撮影/中林 香 取材・文/新里陽子 編集/倉澤真由美 WEB構成/長南真理恵
Mart2022年1月号
年末年始は「簡単おせち」と「ごちそう鍋」 より