魚やお肉、野菜など、食材のうま味をしっかり閉じ込める包み焼き料理である「ホイル焼き」。オーブンやトースターで手軽につくれますが、つくるときに意外に手こずるのが「アルミホイルの包み方」。今回はそんな、ホイル焼きの包み方のコツを、Martをはじめさまざまな雑誌やテレビで活躍中の料理家の上島亜紀さんに教えてもらいました。
教えてくれたのは
料理家・上島亜紀(かみしま あき)さん
食育アドバイザーやジュニア・アスリートフドーマイスターの資格を持っている料理研究家。簡単につくれる家庭料理のレシピに定評があります。「無水調理からパンまで何度も作りたくなるストウブレシピ」(ナツメ社)など著作多数。
食材のうま味を閉じ込めてこそのホイル焼き!失敗しないアルミホイルの包み方
アルミホイルをクシャクシャっと適当に丸めて包んでいる人も多いのではないでしょうか。実は、密封しないと中の水蒸気が隙間から逃げてしまい、しっかりと具材に火が通りません。ホイル焼きの要である「アルミホイルの包み方」は以下になります。
【1】アルミホイルの上にクッキングペーパーを重ね、食材を上に盛ります。
【2】アルミホイルとクッキングペーパーの両辺を合わせます。
【3】手前に2回折り込みます。開かないようにしっかりと折り目をつけるのがポイントです。
【4】両端も2回折り込み、しっかりと密封したら完成です。
このままオーブンまたはトースターに入れて焼き上げれば、アルミホイルの密封効果でぎゅっとうま味が閉じ込められた蒸し焼き料理のできあがり。アルミホイルだけで包んでもいいですが、食材とアルミホイルの間にクッキングペーパーを挟むことで食材が焦げつきにくくなるのでおすすめです。
今回この包み方でつくったのは「うま味たっぷり鯖のホイル焼き」。レシピの詳細は2月28日発売のMart4月号「田中美保さんも実践!美肌&代謝UPで『食べてきれいになる』レシピ」でご紹介しています。このほか、これから暖かくなる季節に気になってくる緩んだ体型を解決するレシピも満載。ぜひチェックしてみてくださいね。
撮影/北川鉄雄 構成/鈴木日向(Mart編集部)