美容や健康を考えるうえで意識したい「タンパク質」。実は朝食で補給することが大切なんです! 摂り方のコツを管理栄養士の大島菊枝さんに教えてもらいました。
まずはバナナヨーグルトで朝食の習慣をつけて
体内リズムを整えるのに大切な朝食。特にタンパク質はブドウ糖と組み合わせることで、エネルギー代謝を活性化させ強力に体内時計をリセット。朝食を抜くことがある、食べても少量という人は、バナナヨーグルトで胃を慣らすことから始めて。
【大島さんのPOINT】
あまり朝食を食べない人は少しずつ体を慣らしていくといいですね!
朝ごはんでも手軽にタンパク質をプラスしよう!
手軽につくれるごはんを続けることが大切です!
「人の体は夜間にタンパク質を消費しているので、朝食で補給することが大切。朝食に目玉焼き1 個を食べるならハム2枚をプラスすると、パンや野菜などのタンパク質と合わせて一食に必要なタンパク質量に。ツナ缶なら1缶をご飯にのせれば、味噌汁の具なども合わせると必要量に足りるので、たくさん摂らなきゃと気負わなくても大丈夫。簡単なものでいいので続けましょう」(大島さん)
手軽な朝食アイデア【1】洋食なら卵1個+ハム2枚を!
タンパク質は、卵とハムで適量に。一緒に野菜やくだもの、パンなどをつければ、立派なワンプレートの朝ごはんに!
手軽な朝食アイデア【2】和食ならツナ1缶をのせたツナご飯に!
ツナは朝にぴったりのタンパク質。ご飯にのせるだけで十分。あとは野菜たっぷりのお味噌汁をつければOK!
教えてくれたのは
大島菊枝さん
管理栄養士、フードコーディネーター。インテリア会社のカフェ勤務後、独立。女性誌の料理特集や食品メーカーのレシピ開発など、多方面で活躍中。著書に『一生太らない食べ方習慣朝ごはんはすごい』(ワニブックス)。
撮影/小林愛香 レシピ考案・調理/大島菊枝 取材・文・コーディネート/加藤文惠 編集/倉澤真由美 撮影協力/ UTUWA 構成/長南真理恵
Mart2021年12月号
忙しい日に使える!タンパク質たっぷりおかず より