台湾の代表的な米料理をもとに、料理家の山脇りこさんが考案した台湾おにぎり。一見難しそうだけど、じつはとても簡単なんです。後片づけも楽で、忙しいママにこそおすすめ!
《台湾おにぎりの基本のつくり方》
【準備するもの】
クッキングシート…… 約25×25cm
酢…………….小さじ1/2弱
温かいご飯…………….150g(軽く1膳分)
お好みの具材
【つくり方】
1.クッキングシートに酢を塗る
まな板の上にクッキングシートを広げ、ご飯をのせる部分に酢を塗る。キッチンペーパーにしみ込ませて塗るとやりやすい。「食べるときにシートがはがしやすく、 殺菌効果でご飯も傷みにくくなります」(山脇さん)
2.ご飯をのせて、広げる
温かいご飯をクッキングシートの上にのせて、縦17×横12cmくらいに薄く均一に広げる「シートの下に同じサイズに切ったアルミホイルなどを置くと目印になってやりやすいです。冷凍ご飯でも大丈夫ですが、必ず電子レンジで温めてからつくるようにしてください」(山脇さん)
3.具材をのせる
上下を2~3cm残して、ご飯の中心に具材をのせる。「あとでどの部分でカットするかを考えて、断面を意識しながら配置するのがコツです」(山脇さん)
4.巻く
クッキングシートの上下両端を持って、折るようにしてご飯の端と端をしっかりくっつける。「具材が多い場合はつぶれるのを気にせず、中に入れ込むように巻き込みます。温かいご飯なら端を合わせることでしっかりくっつきます」(山脇さん)
ここ大事!
両端のご飯とご飯をしっかりくっつけること。 巻くというより折りたたむイメージで。
5.ギュッと押さえる
まな板の上に置き、上からギュッと両手で押さえながらのり巻きのようにくるっと巻く。「両端をキャンディのようにキュッとねじってとめます。切るときは、濡らした包丁で シートごと切ってください」(山脇さん)
できあがり!
教えてくれたのは
山脇りこさん
profile
料理教室リコズキッチン主宰。台湾を愛する料理家で日本と台湾をつなぐ食のイベントも開催。各メディアで活躍し、著書多数。近著『台湾オニギリ』(主婦の友社)ではおにぎりのほか、たくさんの台湾料理を紹介している。
Mart12月号 “萌え断”のニューカマー!巻くだけ!台湾おにぎり より
撮影/長谷川 潤 レシピ考案・調理/山脇りこ フードスタイリング/森澄淑子 取材/西村絵津子
【この記事もおすすめ】
”萌え断”のニューカマー! 映える「台湾おにぎり」知ってる?