夏が近づくこの時期は、急な気温変化で体調が今ひとつという人も多いのでは? そんなときこそ、免疫力UPの乳製品や発酵食品がおすすめ。「発酵フードメーカー」は、スイッチを入れるだけの手軽さで、ヨーグルトはもちろん、塩こうじや甘酒などがつくれます。毎日の食卓に取り入れてみませんか?
教えてくれたのは
料理研究家&管理栄養士
舘野真知子さん
「発酵料理」をキーワードに、料理の楽しさや食べることの大切さを栄養・料理・文化を通して伝える活動をしている。『料理用あま酒、はじめました』(光文社)『きちんとおいしく作れる漬け物』(成美堂出版)などの著書も。
発酵食品や乳製品で腸を整えて免疫力UP!
「発酵食品が体によいといわれているのは、腸を元気にしてくれるから。免疫力のおよそ60〜70%が腸にあるといわれていて、免疫力UPには、腸内環境を整えるのがポイントです。
そんな発酵食品をおうちで手軽につくれるのが『発酵フードメーカー』。温度設定により、いろいろな発酵食品がつくれますし、過発酵しすぎないよう、自動オフ機能がついているので、初めての人でも安心です! しかも大容量につくれるから、家計にも優しいですし(笑)。
暑くなると、のど越しがよい麺類中心の食事になりがちですが、夏バテ防止には、やはりたんぱく質などの栄養も大切です。ヨーグルトやカッテージチーズは、無理なくたんぱく質を摂取できるので、これからの季節は積極的に取り入れたいですね。」(舘野さん)
基本のヨーグルトのつくり方
今回は、ビタントニオのヨーグルトメーカーでのつくり方をご紹介。まずはヨーグルトの種菌として、市販のお好みヨーグルト(無糖・無添加)、またはヨーグルト菌(活性粉末乳酸菌)を用意してスタート!
牛乳パックでのつくり方
1牛乳パック(1ℓ)の注ぎ口を全部開き、お好みのヨーグルト種菌100gを付属のスプーンで量って入れる。
2.念入りに、底のほうまでよくかき混ぜたら、付属の牛乳パック用カバーをかぶせる。
3.本体にセットし、カバーをする。牛乳パックそのままでつくれるから衛生的で手軽。
専用容器でのつくり方
1.熱湯消毒をした容器に牛乳を注ぎ入れ、ヨーグルト種菌を付属のスプーンで量って入れる。
2.念入りに、底のほうまでよくかきまぜたら、容器にキャップをはめる。
3.本体にセットし、カバーをする。付属の容器は発酵食品などの保存やつくり置きにも便利。
発酵フードメーカーのここが便利!
40℃にキープできる(1℃単位で温度調節可能)
ヨーグルトづくりの温度設定は40℃。見やすいデジタル画面で、温度設定は1℃ずつ調節可能です。
自動オフタイマーで過発酵も防げる
ヨーグルトは7時間で完成。1時間単位でタイマー調節可能。終了時にはブザーが鳴り、自動で電源オフするから過発酵も防止。
\ひと晩寝かせたらヨーグルトが完成/
今回使ったのは
カスピ海ヨーグルト、サワークリーム、甘酒、塩こうじ、温泉卵、ローストビーフなどの低温調理も可能。
《商品スペック》
サイズ:W130×D150×H280㎜
セット:800㎖ガラス容器×1個、スプーン×1個、牛乳パック用カバー×1個
温度設定:25~70℃
タイマー:30分~99時間
価格:¥5,880(オープン価格)
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撮影/楠 聖子 取材・文・スタイリング/橋本嘉美(HEAVEN) 構成/Mart編集部
2020年8月号
夏休みまで困らない 肩のチカラ0ごはん
PART3 夏こそ!「発酵フードメーカー」で免疫力UP より