女性に人気のタイ料理、自宅で気軽に食べたいけれど、つくるとなると材料や作業が多くてハードルが高すぎる！でもレトルトを使えば、簡単にタイ料理を楽しむことができるんです。タイ料理研究家の長澤 恵先生にその美味しさを紹介していただきました。
年に約2カ月はタイに滞在し本場の味を研究。初心者から上級者までクラスのある「タイ料理教室ティッチャイタイフード」を主宰。
本場のグリーンカレーをつくるには……
材料集めにひと苦労！
唐辛子やレモングラスなどおなじみのものから、コブミカンの皮、ホムデン、カピなど聞いたこともないようなタイ食材がたくさん必要。
クロックというタイの石臼を使用。「ミキサーでも代用できますが、味も香りもクロックにはかないません」（長澤先生）
まずは材料を1つずつ丁寧に叩きつぶしてグリーンカレーのペーストづくり。力の入れ具合により味も変わるという繊細な作業。
ココナツミルクの濃い部分（固形部分）を炒めます。透明なココナツオイルができるまでしっかり分離させるのがポイント。
ペーストを加え、香りが立つまで炒めたら、鶏肉、鶏ガラスープ、ココナツミルクの薄い部分、タイナスなどを入れ、さらに炒めます。
仕上げにバイホラパー（タイのスイートバジル）をたっぷり投入。さらにココナツミルクを加えたら、香り高いグリーンカレーの完成！
「タイの家庭では、クロックの音が上手に出せたらよいお嫁さん！と言われます。ハーブを丁寧に叩きつぶすことも大切ですが、スパイスを炒ることや、ココナツミルクの濃い部分を炒めて油分と分離させることなども味の決め手になります。ナスは丸いタイナスと小さなスズメナスを使うのが本格的。グリーンカレーは煮込むものではなく、サッと煮て火を通すものなので、ナスも歯ごたえがあり食感も楽しめます。完成までに約2時間もかかりますが、辛さの中にまろやかさのあるカレーは手づくりならではの味です」
多種のハーブとスパイスが香り立つ、鮮やかなグリーンカレー。まずはうま味を感じ、その後に程よい辛さが。丁寧につくるからこその絶品です。
手づくりはたいへん…だけど本格的な味が食べたいから
ヤマモリのグリーンカレーがおすすめ！
タイカレー グリーン（180ｇ）¥330。青唐辛子をベースにした、辛さの中に甘みも感じるタイの本格グリーンカレー。
ひと口大に切られた鶏肉とタイナスがゴロゴロと。スズメナスや青唐辛子などタイならではの食材がたっぷり入っています。
「ヤマモリさんのグリーンカレーは、タイの自社工場で現地の食材からつくっているので本格的な味に仕上がっています。ハーブは生のままつぶして入れるという贅沢さ、たっぷり入ったココナツミルク、日本では入手困難な2種類のナスを使用と、本場の味と香りを再現できるのはヤマモリさんならでは。アレンジをするときは、具だくさん調味料と考えて、味はこのままにすると美味しさを存分に生かしたものができますよ」
コクがあり、ハーブの香り高いグリーンカレー。本場の味が5分程度の湯せんで食べられるのはうれしい！
うま味と香りがあり辛さはマイルドな、ビールやワインにも合う大人のオムライスの完成。常備できる食材でつくれるので、急なお客様や夜食などにもぴったり。
グリーンカレー、ご飯、 マヨネーズ、チーズ、卵を混ぜ合わせ、バター を熱したフライパンに入れ、蓋をして弱火で約8分蒸し焼きに。
＼ヤマモリのグリーンカレーが愛される／
3つのポイント
フレッシュなタイハーブを使用
タイナス、レモングラス、バイホラパー（タイのスイートバジル）など、タイの指定農場で栽培しているハーブをフレッシュな状態で使用して香り高いカレーに。
徹底した品質管理
日本と同じ品質管理を行っているタイの自社工場で製造。安心の環境で、新鮮な食材を素早くレトルトに加工しています。
丁寧な製法
指定農場で育ったハーブやスパイス、鶏肉などの材料は、切るのもパウチに詰めるのも手作業。丁寧につくられているのです。
