健康や美容などで糖質やGI値を気にする人も多いですよね。実際、糖質オフを意識して玄米や雑穀、もち麦などを利用している人もいます。でも、やっぱり白いご飯が食べたくなるときもあります。そんなときの救世主が味の素から発売になりました。
9年かけて開発された「白米どうぞ®」
GI値というのを知っていますか。これはグリセミック・インデックスの略で、食後の血糖値の上昇度を示す指数のことで、これが高い食品(食材)は食後の血糖値が急上昇するもの、逆に低い食品(食材)は食べても血糖値の上昇が緩やかというもの。この急激な血糖上昇が健康やダイエットによくないとされています。
このGI値が高いのが炭水化物で、その代表格が白米。なので、糖質を気にして炭水化物を控えるという人が多いのですが、炭水化物には糖質のほかに食物繊維も含まれ、体を動かすためのエネルギーにもなる大切な栄養素なので、炭水化物を抜くのはよくありません。玄米やもち麦、雑穀米を活用することで血糖値の上昇をゆるやかにすることもできますが、やっぱり炊き立ての白いご飯が食べたいという人は少なからずいました。
そんな人たちの思いに着目し、なんと9年という年月をかけて開発されたのが「白米どうぞ®」(¥990/1合分スティック×7本入り袋)。パッケージにも書かれているように「糖の吸収が穏やかなご飯を。」簡単に炊くことができる炊飯器専用の調理料です。
使い方は簡単、お米を炊くときに炊飯器に1合に1本入れて炊くだけ。これで玄米と同等のGI値になるんです。玄米や雑穀を使うと、ご飯の匂いや味がどうしても変わってしまいます。こんにゃく米を使う方法もありますが、やはり白米とは違った味わいになるので、満足感が得られないという人も多かったそう。
「白米どうぞ®」が画期的なのは、糖の吸収が穏やかなご飯が炊けることはもちろん、味がほぼ白米と同じという点です。炊きあがりのご飯の香りも食べたときの味や食感も、通常の白米と変わらないのは驚きです。実際に食べてみても何も違いがわかりませんでした。
つくり方は本当に簡単。洗ったお米を炊飯器にセットして、「白米どうぞ®」をふりかけ、2~3回かき混ぜたら、いつも通り炊くだけ。酵素を使うことで白米のでんぷんが分解されにくい構造になり、糖質の吸収が穏やかになるのだそう。
ただ、注意すべきこともあります。それは電気炊飯器を使うこと。パッケージにも書かれているように、この商品は「炊飯器専用」なんです。だから、圧力鍋や土鍋で炊飯するときには効果が期待できません。電子レンジでご飯を炊くグッズもありますが、電子レンジもNGです。これは加熱する温度や強さが関係するそう。また、「ミルキークイーン」などのように低アミロース米には不向き。この2つの注意点だけ気を付ければ、いつでも気軽に糖質ケアができます。
健康診断で糖質ケアを意識し始めた人や、家族に糖質ケアが必要な人がいる場合、さらに健康や美容のために糖質ケアをしたいと思っている人、いろいろなケースがあると思います。これまで炊き分けたり、味付けやメニューに工夫したり、食事をつくる人の負担もありましたが、混ぜて炊くだけならとっても簡単。気軽に健康的に美味しく白米のある食事を楽しめそうです。
※「白米どうぞ®」はオンラインショップのみで販売
味の素ダイレクト:https://direct.ajinomoto.co.jp/kodawari/category010/hakumaidouzo/
取材・文/岡部礼子