シナモンが効いた韓国の伝統菓子「薬菓(ヤッカァ)」。ミニサイズで小分けパッケージに入ったものが、いま日本でも人気です。月1回は新大久保に通い、韓国のトレンドをチェックしているというMart読者・馬場さんにその味や魅力を聞きました。
薬菓(ヤッカァ)とは?
「薬菓(ヤッカァ)」とは、小麦粉、コーンスターチ、米粉にシナモンと甘味料を混ぜ込んでつくった生地を揚げてつくられたもの。韓国では昔からおやつやお供え物として愛用されている、伝統的なお菓子です。
ミニ薬果(70g)¥120(韓国市場)
約10個入り
Mart読者の馬場さんは新大久保に通う中で、韓国フード通の友達から勧められて一口サイズで見た目がかわいいと買うように。
「新大久保には韓国食品を扱うスーパーがたくさんあり、どのお店でも見かけるメジャーなお菓子です」
生地は固めで中がもっちりしていて、「日本の昔ながらのドーナツやサーターアンダギーに近いような感じ」と馬場さん。
「シナモンと甘い香りがして、初めて食べるのにどこか懐かしいような味。ほっとする甘さです」
アイスに添えても美味しい
バニラアイスクリームに添えて出せば、お花みたいなミニ薬果がアクセントになったデザートに。「シナモンの風味がプラスされ、硬めの薬果ととろけるアイスクリームの食感が楽しいですね」と、馬場さん。
新大久保のカフェでは、最近流行中のキューブ形のケーキにこのミニ薬果が添えられて出てくることもあるのだとか。
「120円でミニサイズの薬果が10個も入っているので、新大久保土産にフェイスマスクとセットで配ったりしています」(馬場さん)。オンラインでも購入できるので、気になる方は一度試し買いしてみてはいかがでしょうか?
【オンラインで買えるのはこちら】
韓国市場 https://www.eprice.co.jp/view/item/000000007808
撮影/山下忠之 取材・文/富田夏子