近年、幅広い世代から関心を集めているプラントベース(植物性由来の原材料)の食品。食のトレンドに詳しいMart読者の広瀬さんも、健康の観点から積極的に料理に取り入れているのだそう。今回は、広瀬さんが普段から愛用している大豆からつくられた豆乳クリームのバターを紹介します。
クリーミーだけど後味すっきり!植物性バター「ソイレブール」って?
「ソイレブール」は豆乳クリームをベースにして製造された、動物性原材料不使用のバターです。世界初の特許製法でつくられた豆乳クリームは生乳の分離法に近い方法で、大豆を豆乳クリームと低脂肪豆乳にわけて製造されています。要冷凍の商品ですが冷凍庫から出してすぐの状態でもやわらかく、包丁で簡単にスライスできるので使い勝手も抜群です。
「そのまま食べると大豆のコクやクリーミーな味をしっかりと感じますが、豆乳クリームを使用しているので後味は思いのほかすっきりとしています。ほんのり塩味がきいているので、まずは食パンに塗って美味しさを味わってみてください。ヘルシーなので罪悪感なくたっぷり使えますよ」
お菓子づくりが得意な広瀬さんにおすすめの使い方を2つ教えてもらいました。
アレンジ【1】ざくざく食感!海外風クッキー
もち麦粉にオートミールとソイレブール、アーモンドプードル、トッピング用の具材(今回は砕いたチョコレートやカシューナッツ、いちじくを使用)を入れてよく混ぜ、お好みの形に成型してオーブンで焼き上げます。
「ざくざく食感で食べ応えがある海外風のクッキーをイメージしてつくりました。バターと同じような感覚でソイレブールを使うことができます。もち麦粉がない場合は、小麦粉でつくってももちろんOKです」
アレンジ【2】あんバターパン
丸みのあるハード系のパンを半分にカットし、お好み量のつぶあんとソイレブールを挟むだけ。思わず頬張りたくなる特製あんバターパンの完成です。
「ビーガンの人にも粒あんとバターの美味しい組み合わせをぜひ知ってもらいたい!という思いから考えついた食べ方です。ソイレブールの大豆のコクと程よい塩気が、あんこの甘さをしっかりと引き立ててくれます。一度食べたらやみつきになっちゃう味ですよ(笑)」
無塩バターの代わりに使える低塩タイプも人気
「ソイレブール」には有塩タイプのほか、低塩(0.2%)タイプの商品も販売されています。あっさりとした味わいで、パンづくりにも向いています。きなこやごまなどの和風の食材とも相性がいいのだそう。
どちらのタイプも使いやすく、気軽に毎日の食生活に取り入れられるのが魅力です。用途にあわせて選べるのもポイント! 健康を気遣っている方や、ビーガンの食材に興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
冷凍 不二製油 ソイレブール 有塩 500g ¥724、ソイレブールラフィーネ 低塩 500g ¥799
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撮影/山下忠之 取材・文/丹下紋香