神奈川県内にある無印良品の店舗と、オンラインストア内「諸国良品」にて数量限定で発売中のミルクハーバーとお茶を神奈川在住ライターがご紹介!神奈川県民なら一度は聞いたことがある「ありあけ~の~ハーバー♪」というコマーシャルソングが、頭の中をグルグル。さて、本来のミルクハーバーとどう違うのでしょうか?パッケージにもYOKOHAMAの文字や、港町と茶畑が組み合わさった絵柄入りで、限定感と特別感のある商品です。
ミルクハーバーの白餡が濃厚お茶味に!甘さとほろ苦さのバランスが絶妙
そもそも神奈川はお茶の産地なの? 「丹沢大山茶」とは??
実は、神奈川県の茶葉生産量は全国19位(※)と微妙な位置。それに加えてここ近年、全国的に見ても茶葉の消費量は減少しているのです。
そんな中、茶師でもある「茶来未」の社長佐々木氏が立ち上げたのがお茶ブランド「丹沢大山茶」です。神奈川県の西部に位置する松田町の標高の高い山間地の放置されている土地を使い、新たな栽培方法でお茶を栽培。一番茶だけでなく、二番茶、三番茶も使えるような自由な発想で、農家の地域産業を盛り上げる役割を担っています。
※神奈川県茶業振興計画より
練乳とはちみつを使った舌触りしっとりな生地に、丹沢大山茶の香り高いお茶の香りが見事にマッチ!少しずつ、ゆっくりじっくり味わいたくなる、素材にこだわった風合いです。
丹沢大山茶の茶葉も販売!ホッと一息したい時に
無印良品では、地域活性化への取り組みに注力していて、今回は横浜事業部が地域の企業と協同して商品開発やパッケージ制作にも携わり新たな商品が誕生!お茶を飲む機会が減り、生産も減少傾向にあるため、今後も神奈川のお茶を存続させたいという想いからお茶餡のミルクハーバーが完成しました。夏の販売が終了したあと、秋にも再度販売されるそうなので、神奈川の店舗で見かけたらぜひ、手に取ってみてください。
お問い合わせ/無印良品
https://www.muji.com/jp/ja/store
取材・文/森岡陽子