さまざまなお菓子を取り扱う成城石井の、振り幅の大きさを実感するのがこちらの2品。長崎の銘菓と、ほかにはない風味のピスタチオは、どちらも今までにない味わいを楽しめるんです。今回は、その美味しさを余すところなくお伝えします。
カステラと餡がドッキングした長崎県島原の銘菓
ザラメの食感もたまらない!
カステラ風の生地で餡を巻き上げ、グラニュー糖をまぶしたお菓子です。
袋を開けてお皿に移そうとしたところ、大きめのお皿でないと乗り切らないくらいの長さに驚き!全長は約28cmもあり、ずっしりとした重み。そのボリューム感に圧倒されます。
断面を見ると、餡がたっぷり詰まっていることが分かります。
裏返すと、餡がきれいなラインのようになっていて美しい!カステラ風の生地で、餡を巻き上げるように包み込んでいることが分かりますよね。
食べるときはお好みの長さでカットしていただきます。表面にはザラメがたっぷりとまぶされていて、見るからに美味しそう♡
「ザラメたっぷりの生地と餡の組み合わせは、間違いなく美味しいはず!」と、期待を込めて一口いただくと、予想以上にしっとり&もっちりとした生地に驚愕!
濃厚な卵のコクを感じる生地とジャリっとしたザラメの食感に、しっかりとした餡の甘みが加わり、食べると幸せ度MAXに。甘いもの好きにはたまらない、至福の一品!「疲れたので甘いものを堪能したい」という日の気持ちにも、しっかりと応えてくれる一品です。
お菓子づくりにも定番のピスタチオが止まらない美味しさに
ピスタチオ×燻製が未知の味わい!
ウイスキー樽として30年以上使用したホワイトオークのチップを使って、一粒一粒に燻製香をつけることができる「撹拌燻製法」でつくった燻製ピスタチオです。
ふたを開けると、燻製のいい香りが一気に広がります。殻がついたピスタチオが容器にたっぷり入っていて、思う存分楽しめるんです。
ピスタチオは殻付きですが、実が殻のすき間からのぞいており、想像以上に簡単にむくことができます。
殻をむくと、きれいな実が現れます。この薄皮の合間から、一般的に「ピスタチオグリーン」と呼ばれるきれいな緑色が見えます。薄皮はむかずとも、このまま食べることが可能です。
殻をむいたピスタチオを一口食べると、ほどよい塩味と熟成した香りが口いっぱいに広がります。
原材料はピスタチオと食塩のみなのですが、それだけとは思えないような濃厚なコクを感じて、想像をいい意味で裏切る美味しさ!
30年以上ウイスキー用の樽として使用していたホワイトオークチップを使用している、というだけあって、贅沢過ぎるくらい濃厚な風味。ナッツ好きの主人も「これは美味しすぎる!」とすっかりこのピスタチオの虜になっていました。「食べ過ぎは良くない」と分かっていてもどんどんと殻をむいて口に運びたくなる、やみつきになる味わいです。
しっかり甘いとら巻に、塩味のきいたピスタチオ。単品ではもちろん、あえて一緒に味わうことで、甘さと塩味の無限のループを楽しめる、悪魔のような組み合わせもおススメ。日頃頑張っている自分へのご褒美としていかがでしょうか。
ピスタチオは、まずはそのまま味わっていただきたいのですが、その塩味と風味をいかし、あえてアイスなどの甘いスイーツに砕いたものをトッピングしても◎。コクのある甘じょっぱさにハマること間違いなしなんです。ぜひ、店頭でチェックしてみてくださいね。
【お問い合わせ先】
成城石井 お客様相談室
0120-141-565(10時~17時 土・日・祝日を除く)
※時期や店舗によってお取り扱いのない場合があります)
取材・文/西村絵津子