スーパーでも当たり前のように商品棚に並ぶ「大豆ミート」が、Can★Doでも買えるのはご存じでしたか? この記事では乾燥タイプの大豆ミートの使い方と、100円ショップの食材を活用するのが上手なMartTRIBE会員の古川さんに教わった、おすすめの調理法を紹介します。
Can★Doで買えるのは3種類の大豆ミート
大豆ミートは低脂肪で高たんぱく、食物繊維たっぷりとヘルシーな食材。戻すとお肉のような食感になり、古川さんは栄養的にもコスト的にもお肉の代わりとして積極的に食事に取り入れているといいます。
「Can★Doで見つけた時は、ついに100円ショップでも!と驚きました。何といっても値段が手頃だし量もちょうど使い切れそうだったので試し買いしたところ、味も良くて気に入り、何度かリピ買いしています」
乾燥大豆ミートの戻し方
Can★Doで売られているのは、乾燥タイプの大豆ミート。どうやって使うの? 戻すとどのくらい増えるの? という疑問にお答えしていきます。
①大豆ミートは水分を含むとふくらむので、大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸かしてゆでます。
②ミンチタイプは2~3分、スライスタイプは3~5分、ブロックタイプは5~10分ゆで、ザルにあけて水洗いします。
③水気を軽く絞ります。②→③の工程を2~3回繰り返します。
④水気を切った後、キッチンペーパーなどでくるんでぎゅっと絞り、しっかり水気を取ります。
乾燥大豆ミートの戻し方は、ゆでて水洗いして水気を取るだけ。ミンチタイプだったら2~3分、ブロックタイプでも5~10分でゆで上がるのでそれほど時間はかかりません。
戻した後の重量は、ミンチタイプで約4倍、スライスタイプで約3倍、ブロックタイプで約2.5倍になります。なので、例えばミンチタイプ1袋を戻すと約400gにもなり、同量のお肉を買うのに比べて栄養価が高くてコストもかからないのです。
ではこの後は、古川さんおすすめの大豆ミートアレンジをタイプ別にご紹介します。
【1】大豆ミートと気づきにくい「ミンチタイプ」
大豆ミート ミンチタイプ100g ¥108
パラパラと細かい粒がたっぷり
古川さん自身は大豆ミートが大好きなのですが、娘さんはちょっと苦手なのだとか。「ミンチタイプだとしっかり味つけすれば大豆感が少なくなり、初心者にもおすすめです。普通のひき肉と混ぜて使ってもいいですね」
●アレンジ①ミートソース
「大豆ミートに、みじん切りにした玉ねぎやにんじんを加えてミートソースにしました。これは、何も言わずに出したら家族に大豆ミートとは気づかれなかったんです!」
●アレンジ②そぼろおにぎり
「そぼろも、家族は大豆ミートだと気づかずでした。ごはんに混ぜてそぼろおにぎりにすると、子ども達はすごく気に入ったみたいであっという間に完食。何度も食べたいとリクエストされています」
【2】スライスタイプ
大豆ミート スライスタイプ50g ¥108
戻すと豚肉の切り落としのような状態になります。
戻すと豚肉の切り落としのようになるスライスタイプ。お肉の代わりに炒めものに使えば、かなりカロリーオフになります。
●アレンジ①ホイコーロー
濃い味付けだと大豆とは気がつきにくいので、ホイコーローなど中華の炒めものに使うのがおすすめ。大豆ミート自体に脂がないので、油を使って炒めるとコク増しになります。
●アレンジ②オープンオムレツ
「オムレツは野菜やチーズと一緒にオープンオムレツにすると、大豆ミートの噛みごたえがよくてチーズとの相性バッチリでした。大豆ミートが苦手な娘も、オムレツのように卵と一緒に食べられると大丈夫で、美味しく食べられました」
【3】ブロックタイプ
大豆ミート ブロックタイプ40g ¥108
ゴロっと大きいので、戻すと噛み応えがあります。
ブロックタイプはさすがにお肉というより厚揚げや麩のようなイメージにはなりますが、噛み応えが一番出ます。食感のおもしろさも楽しめますよ。
●アレンジ①味噌汁の具材として
「味噌汁に入れると食感がおもしろくて、ジュワッとして噛みごたえがあって不思議でした」
たっぷりの根菜と一緒に入れれば豚汁のお肉代わりになり、具沢山で食べ応えのある汁物に。
●アレンジ②トマト煮
トマト煮は、お弁当のおかずとしても人気なのだとか。「子ども達の大好きなケチャップ味なので喜んで食べてくれました。濃いめに味つけすれば食べやすいですし、お弁当にもぴったりです」
気になってはいたけれども、なかなか買う機会がなかったという方。手軽に買えるCan★Doの大豆ミートからお試ししてみてはいかがですか?
【お問い合わせ先】
Can★Do https://www.cando-web.co.jp
※掲載商品は取材時点の情報です。店舗ごとに取り扱いが異なりますのでご了承ください。
撮影/山下忠之 調理・フードコーディネート/加藤彩子 取材・文/富田夏子