今回ご紹介するのは一般社団法人全国スーパーマーケット協会主催の「お弁当・お惣菜大賞2022」で何と麺部門の最優秀賞を受賞したうどん。「これは食べずにはいられない」と早速食べてみたところ、大葉の爽やかさがきいた上品で大人な味付けのうどんの大ファンになりました!
こちらの商品は大分県の生産者「植木農園」で栽培された風味豊かな大葉を約6枚分も使用していることが、特徴のひとつ。50年にわたって大葉栽培などを手掛けており、賞を受賞するなど大葉の品質が高く評価されている老舗農家の大葉が使われています。
この大葉の品質の高さと香りの良さに感銘を受けた、成城石井セントラルキッチンのシェフが「この美味しさを最大限お客様にお届けしたい」という想いから商品開発に至ったという経緯があるのだそう。
大葉をはじめとした素材選びから味付けまで徹底的にこだわりぬいてつくられた商品を、気軽に自宅で味わえるなんてうれしい限りですよね。
ふたをあけてみると、下に入っている麺が見えないほどのった、たっぷりの具材に驚かされます。大葉は一枚丸ごとと刻まれたものの2種類が入っていることが分かります。
あまりにたっぷりと入っているので具材だけを確認してみたところ、商品名通り8種類の具材である大根、にんじん、大葉、素揚げしたかぼちゃ、スライスされたさつま揚げ、玉ねぎ、白菜、みょうがが入っていました。
スープは別添えではなく、ジェリー状になって器に直接入っています。外側のビニールを外したらふたをして、そのままレンジであたたるだけでOKの手軽さもうれしい!
あたためたうどんのふたを開けると、ふわっとだしのいい香りが漂います。
たっぷり乗っている具材の中でも、私の一番のお気に入りは宮崎県の銘柄鶏である「日南鶏」のむね肉を使用しているつみれ。軟骨と細かく刻まれた大葉も入っているので、大葉の爽やかな風味と軟骨のコリコリした食感が同時に味わえるんです。
うどんは北海道産小麦を使用し、なめらかで歯切れのよい麺を使用していて、太さもちょうどよくさらっといただけます。スープはオリジナルの和風出汁をベースに甘めの出汁をブレンドし、さらに淡口しょう油、鶏ガラスープなどを絶妙なバランスで加えてつくられたやさしく繊細な味わい。大葉の爽やかさともよくマッチします。
大葉の香りと風味が最後まで楽しめるうどん。あまり食欲のない日にもさらっと食べられる、身体に染みわたるような美味しさです。店舗に立ち寄った際にはチェックしてみてはいかがでしょうか。
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取材・文/西村絵津子