創業95周年を迎えた成城石井。その成城石井が日本ならではの「四季の魅力」を食を通じて届ける「四季プロジェクト」を2月25日(金)より始動! 初回の食材は初春に旬を迎える「瀬戸内レモン」。今回は中でも、お手頃価格なのに本格派と大人気の「成城石井自家製」のスイーツをピックアップ。国産レモンをまるごと使った大人のスイーツをレポートします。
大人の甘さがレモンのフレッシュさとベストマッチしたパウンドケーキ
自家製瀬戸内レモンジャムを混ぜ込んだ生地にはレモンと相性のいいラムを少量しみ込ませてあるパウンドケーキ。
ケーキ表面にも自家製瀬戸内レモンジャムがたっぷり塗られています。レモンピールが散らしてある見た目は華やかでつやっとした質感も美しいケーキです。
カットした断面はうっすらレモン色。ラムやレモンジャムがしみ込んだしっとりとした生地であることが見るだけでも分かります。
生地の部分を一口食べてみるとほのかにラムがきいた深い大人の甘さのあとに、レモンの風味が感じられ、生地が予想以上にしっとりとしていて驚き。家でつくるパウンドケーキとは一線を画す味と食感です。
次に表面のレモンジャムと一緒に食べてみると、一気にレモンの風味が口いっぱいに広がりまたちがった味わいに。レモンの皮の苦みと酸味がきいたジャムが生地の甘みを引き立てて、もう一切れ食べたくなる美味しさで、つい何切れも食べてしまいました。コーヒーと一緒にゆっくりと食べたい大人のケーキです。
練乳プリンとレモンの意外な組み合わせがベストマッチ
自家製瀬戸内レモンジャムとはちみつでつくったジュレを練乳プリンの上にトッピング。プリンと本格派ジュレを一緒に味わえるのがうれしい!
レモンジャムと相性のいいはちみつを使用したジュレ。レモンの皮や果肉などが肉眼でも確認できるぐらいたっぷりと入っています。キラキラ輝くジュレは目でも楽しめます。
ジュレとプリンの二層になった部分を一緒に食べてみました。具だくさんのジュレはほんのりレモンの皮の苦みがきいていてジューシー。レモンの酸味がはちみつの甘みで抑えめになっており、やわらかいプリンと一緒に食べたときの味のバランスもいい!
また、プリンだけも食べてみましたが卵のコクを強く感じました。カラメルは入っておらず、プリンの上品な甘さが存分に味わえます。ジュレと一緒に食べても別々に食べても楽しめる、爽やかなデザートは食後にもちょうどいい量です。
見た目も愛らしいもちもちの大福にはクリームチーズが隠れています♡
こちらの大福は鮮やかなレモン色!とても柔らかい羽二重餅は自家製レモンジャムが練り込まれています。羽二重餅の中にはレモンジャムと、レモンと相性のいいクリームチーズが入っているんです。食べるのを躊躇してしまいそうなまん丸の可愛らしい見た目にもワクワク♡ちょっぴり洋風にアレンジされた大福です。
羽二重餅は優しく持たないと形が崩れてしまうほど柔らかく、半分にカットするのも苦心するほど。カットするとクリームチーズとレモンジャムが現れます。クリームチーズは空気を含んだ軽い味わいが特徴のホイップフロマージュで、こちらもカットしている最中から溶けてしまいそうな軽さ。
食べてみるとほんのり甘みを感じる羽二重餅の柔らかさととろけるようなクリームチーズの一体感に一気に虜に!大福の中に入ったレモンジャムの爽やかさとほんのり感じられる苦みがいいアクセントに。もちもちとした食感は嫌いな人はいないはず。食べるだけで幸せな気持ちになれるスイーツです。
一つ一つ丁寧に丁寧に育てられ手摘みされた「瀬戸内レモン」は防カビ剤やワックスをつかうことがないので、皮のままでも食べられ、ほどよい酸っぱさと濃い甘みのある果汁がレモンの常識を超える味わい。
皮も原材料としたまるごと使用してフードロスにも取り組んでいるという、レモンのよさを余すところなく活かしたスイーツは、開発力に自信のある成城石井だからこそつくることのできた商品!まだ寒さが残るこの時期に味わってひと足早い春を感じてみてはいかがでしょうか。
【お問い合わせ先】
成城石井 お客様相談室
0120-141-565(10時~17時 土・日・祝日除く)
※時期や店舗によってお取り扱いのない場合があります。
取材・文/西村絵津子