「下準備」テクニック【5】長ねぎ編/加熱するだけで出汁いらず!アレンジの幅も広い

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加熱するだけでうま味がグンとアップする「長ねぎ」は、下準備して保存しておくだけで、使いたい時に使いたい分だけ調理できて、活躍の場が広がる!


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白い部分と青い部分を分けて保存して


白い部分は薄切りにしておくと、炒めものやスープなどの加熱調理に活躍します。青い部分はみじん切りにすると、薬味としてちょっとだけ使いたいときに便利。冷凍すれば、青い部分の硬さやえぐみも解消されます。

【切る】だけの下準備でOK
《白い部分を切る》


白い部分は、斜め薄切りにして、ジッパー付きの保存袋などに入れて保存します。

《青い部分を切る》


青い部分は、縦に細く切ったあとに、端から刻んで、粗いみじん切りにします。

《平らにして冷凍するとバラバラに!》


青い部分を冷凍するときは、ラップの上に広げて別の容器に移し替え、さらにラップをかけておくと、パラパラの状態で冷凍できます。

【白い部分は冷蔵庫で1週間保存できる】


ラップで巻いて縦に立てて冷蔵庫に入れておくと長持ちしますよ。

Zip Top®でも保存できる!


kokode.jpで購入可能です♪
[Zip Top]ジップトップ ディッシュ S

3日間は何とかなる!使い切りアレンジ

薬味にも、具材としても活躍する長ねぎは、和風から中華までアレンジの幅も広い。とりあえず処理したいときは、自然の状態に近い形で立てると◎。

【1日目】中華スープ


鍋に湯を沸かし、鶏がらスープの素とごま油を加えたら、長ねぎの白い部分を入れて、しばらく煮ます。仕上げに、長ねぎの青い部分を加えて、ラー油をひとたらし!

【2日目】長ねぎとしらすのパスタ


オリーブオイルとにんにくのみじん切りを熱し、長ねぎの白い部分を炒めます。火が通ったら、しらすと小口切りにした唐辛子を入れ、湯を切ったパスタを加えて和えたらできあがり!

【3日目】ねぎグラタン


耐熱容器に、薄切りにして電子レンジで火を通したじゃがいも、長ねぎの白い部分、小さく切ったアンチョビを交互に重ね、生クリームをかけたら、溶けるチーズをのせてオーブンへ。

\教えてくれたのは/
3児の母・Martist滝野香織さん

管理栄養士として企業へのレシピ提案なども行う、小学生男女 2人と1歳の男の子のママ。食器集めが好きで、今回の撮影で使った食器やカトラリーはすべて滝野さんの私物。

Mart2021 3月号 献立ストレスから自由になれる「下準備」テクニック より

撮影/鮫島亜希子 調理/滝野香織 取材・文/田島えり子  編集/松田睦美 構成/上原奈緒

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