「下準備」テクニック【3】ほうれん草編/ちょい足しに便利で緑黄色野菜がひとつあると心強い!

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買ってすぐにしなびがちな「ほうれん草」は、すぐに下準備しておくと、いろんな料理にちょい足しできて万能!


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「ちょい足し」緑黄色野菜に


ほうれん草には、えぐみや渋みの原因となるシュウ酸(アク)が含まれているため、ゆでたあとは、必ず水にさらしてから水分を絞ります。カットしたあとに、さらに水分が出てくるので、もう一度しっかり絞ってから保存することが大切。

【切る・ゆでる】だけの下準備
《切る》


根元を切り落とし、葉と茎のそれぞれを輪ゴムでまとめてから2つに切ります。

《ゆでる》


沸騰したお湯に塩を溶かし茎を先に入れ、10秒経ったら葉も入れ、さらに30秒ゆでます。

《じゃぶじゃぶ水にさらしてアクを抜く》


冷水にとったあと、流水にさらします。水分を絞り、2〜3㎝の長さに切って、もう一度水気を絞ります。

【冷蔵庫で4日間保存】

保存容器にペーパータオルを敷いてから立てて入れると長持ち。立てて入れると水分が落ちやすい

3日間は何とかなる!使い切りアレンジ

さまざまな料理にアレンジできて、朝昼晩に大活躍! 栄養バランスを整えたいときにも、気軽にちょい足しできる心強い味方です。

【1日目】ほうれん草のココット


ココットにベーコンとほうれん草を入れてマヨネーズを絞り、卵を割り入れます。ようじで卵の黄身に穴をあけてから、塩、こしょうと溶けるチーズをかけて、オーブントースターへ。

【2日目】わかめナムル


ほうれん草に、一口大に切ったわかめを加えたあと、ごま油、白いりごま、鶏がらスープの素、おろしにんにく少々と混ぜ合わせます。糸唐辛子を散らして、見た目も食感も楽しく!

【3日目】ほうれん草の親子煮


鍋に鶏ひき肉と希釈しためんつゆを入れて火にかけます。ひき肉に火が通ったら、ほうれん草を加えたあと、溶き卵を回し入れ、蓋をして弱火で好みの硬さになるまで加熱します。

\教えてくれたのは/
3児の母・Martist滝野香織さん

管理栄養士として企業へのレシピ提案なども行う、小学生男女 2人と1歳の男の子のママ。食器集めが好きで、今回の撮影で使った食器やカトラリーはすべて滝野さんの私物。

Mart2021 3月号 献立ストレスから自由になれる「下準備」テクニック より

撮影/鮫島亜希子 調理/滝野香織 取材・文/田島えり子  編集/松田睦美 構成/上原奈緒

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