使い切るのが大変な「白菜」。下準備しておくことで、かさばらずに保存できるし、アレンジしやすくなります!
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塩もみしておくことで料理の味が決まりやすくなる
白菜は、塩もみをしておくと適度に水分が抜けてかさが減るので、生食でもたくさん食べられるようになります。炒めたときも水っぽくならずに、味つけや食感が引き立ってより美味しく! いろんな料理にたっぷり使えて、使いそびれる心配がなくなりますよ。
【切る・塩もみ】するだけの下準備
《切る》
5㎝くらいの長さに切ったあと、向きを変えて、繊維に沿って葉の白い部分は1㎝幅、葉先は2㎝幅に切ります。
《よく振る》
保存袋に入れて、白菜1/4株につき塩小さじ1強を振り、袋を閉じて上下に振ります。
《空気を抜く》
全体に塩が行き渡ったら、空気を抜いて密封。
【冷蔵庫で1週間保存】
冷蔵庫で1週間保存が可能です。時間が経ち水分が出たら、そのたびに水を切りましょう。
3日間は何とかなる!使い切りアレンジ
水分をしっかり切ってから使うのがコツ。そのまま食べるのはもちろん、炒めたときにも短時間で火が通り、味も決まりやすくなります。
【1日目】浅漬け
千切りにしたゆずの皮、小口切り唐辛子少々と合わせれば、さっぱりとしたお漬け物に! ち ょっとしたときに出せて、食卓にあるとホッとする味です。味が薄ければ、塩で調整を。
【2日目】ちくわ和え
輪切りにしたちくわと合わせて、ごま油、少量のにんにくのすりおろし、白いりごまで和えます。白い部分の繊維を残す切り方にしているので、歯ごたえがあり満足感も。
【3日目】豚肉と白菜の中華炒め
油を熱したフライパンでしょうがの細切りを炒め、香りが立ったら、片栗粉をまぶした豚バラ薄切り肉、白菜を加えて炒め、しょうゆ、砂糖、酒、オイスターソースを混ぜて加えて調味。
\教えてくれたのは/
3児の母・Martist滝野香織さん
管理栄養士として企業へのレシピ提案なども行う、小学生男女 2人と1歳の男の子のママ。食器集めが好きで、今回の撮影で使った食器やカトラリーはすべて滝野さんの私物。
Mart2021 3月号 献立ストレスから自由になれる「下準備」テクニック より
撮影/鮫島亜希子 調理/滝野香織 取材・文/田島えり子 編集/松田睦美 構成/上原奈緒
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