ときめく週末を、親子で学びの時間にしませんか？ 夏休みの特別親子イベントとして、2023年8月20日（日）、東京・銀座にて話題の「不要になった衣類からできる肥料」について触れ、学び、野菜の種を植える体験会を開催します。
会場は、8月26日に新しくオープンするウェルネススタジオ「WellU Studio Ginza」で、「衣・食・住 全体」のプロデュースする新たなエンターテイメントスペースに併設する注目のスポットです。
この体験会は、雑誌Martでファミリーの週末の楽しい過ごし方を提案しているアンバサダー「Mart WEEKENDER」の一人 、家族で植物や土に触れることを大切にしている米澤可奈子さんとのコラボイベントとなります。
夏休みの自由研究にもピッタリなテーマ。詳細と応募方法を紹介します！
日本のウェルネスマインドと環境への意識を衣食住を通じて想像するWellU。
家族で過ごす素敵な週末を提案する光文社「Mart WEEKENDER」。
WellUが大切にしている「より良い生活のための、衣食住の充実」。今回は、特に毎日肌に触れる「衣」をテーマにし「不要になった衣類から食へつなげる」クレサヴァ株式会社の技術を受け取り、WellUとMart WEEKENDERのコラボだからこそ実現したイベントです。
子供たちの未来のために、新たな生活を親子で考え、学ぶ機会になります。
衣類からできる肥料とは?
衣類から肥料? きっとみなさんも「え?どういうことなの?」と思いましたよね。私もまさにその一人で、Mart WEEKENDERの米澤さんからこの話を伺った時に、理解がほぼできず、同時にとても興味が湧きました。
米澤さんに教えてもらい、先月取り組みをわかりやすく紹介していたクレサヴァ株式会社の特別展示展（東京・銀座にて。現在は終了）を興味津々で見に行きました。案内してくれたのは、ウェルネスプランナーの佐藤彩夏さん。社会科見学で訪れている小学校や親子連れも多く、関心の高さがうかがえました。
「衣類から肥料へ還し、食を育む」って?
展示されていた内容の一部の紹介になりますが、ある部屋ではこのように、中央に大量の服が。
今、世界では大量の服が生産され、残念ながら多くが不要なものと判断され、処分されている現実があります。聞けば、衣類の国内新規供給量は計81.9万トン（2020年）とも言われていますが、その約９割に相当する計78.7万トンが事業所及び家庭から使用後に手放されると推計されています。そのうち、リサイクルやリユースされる割合は約34％、残りの51万トン以上が廃棄されている状況なのだとか。（出典：環境省 令和2年度ファッションと環境に関する調査業務）
クレサヴァは、この問題の本質的な解決策として、不要になった衣類を「捨てる」のではなく「土に還す」ことに着想し、研究を重ねてきたそうです。
その結果、新たに化学繊維を含むすべての衣類から、安心して土に還すことのできる安全な肥料を生成するテクノロジーを開発したのだそうです。
私が触らせてもらったのは、衣類が肥料になっていく発酵段階のもの。ふわふわしていて、不思議な感じがしましたが、大量の不要な服がこうして生まれ変わるという技術、考えは、これからの地球、私たちの生活を救ってくれるとても尊い存在だと感じました。
不要な服から特殊な技術で作られた肥料は、京都・美山の農園で使用され実際に野菜が作られているのだそうです。このイベントでも販売されていました。
「衣類から作られた肥料による豊かな土壌で新鮮な野菜が作られ、皆さまのもとに還元される。これが、私たちの提案する未来への持続可能なイノベーション、CIRCULAR FARMの循環システムです」（ウェルネスプランナーの佐藤さん）。
このクレサヴァの取り組みに共感し、ウェルネスを通じて発信をするスタジオが今回のイベントの会場となる「WellU Studio Ginza」です。佐藤さんは「WellUでははこの技術を利用して、ウェルネス×サスティナブルコミュニティを広め、より良い生活を目指す環境づくり、そして子供達の未来を守ることを目指して活動しています」とも話してくれました。
イベントでは実際に服から肥料になる工程を学びます
今回開催する、親子イベントでは
- WellU Studio Ginza ウェルネスプランナーの佐藤彩夏さんによる、不要になった衣類から肥料ができるまでの仕組みレクチャー 実際に触ってみることもできます
- その肥料を使って育てる「野菜育てキット」の体験会
気温と気候にもよりますが、こちらが不要な衣類からできた肥料を使って育てたトマトの苗。
- Mart WEEKENDERの米澤可奈子さんも参加し、グリーンや土について学んできたこと、家族で野菜を育てることの楽しみなどについてのトーク
- WellU Studio Ginzaの施設見学
「WellU Studio Ginza」では、大人だけでなく、誰もが”平等”に学べるママやキッズにも優しい空間。フィジカルだけでなく、マインドや食にもアプローチをするクラスが盛りだくさん。親子でたくさん学び、経験ができる子供達の未来へ続く”Well-being”を提案するスタジオです。
ヨガ講師としても活動しているMart WEEKENDERの米澤さんは、本業としてこちらのスタジオで講師も務めます。「ファミリーに嬉しい優しいスタジオで、私も関わることができ、オープンするのが待ち遠しいです」（米澤さん）。
【応募方法】
「WellU×Mart WEEKENDER ×親子特別イベント
「不要な衣類から肥料ができる!? 親子で学ぶイベント」講座
【日時】 2023年8月20日（日）11:10～受付、11:30～12:30
【開催場所】WellU Studio Ginza（2023年8月26日openの施設です）東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座 4F
【参加費】無料
【募集定員】Mart枠 5家族 ＊応募者多数の場合は抽選となります。
※WellU Studio Ginza枠5家族は、応募先が異なります。WellU Studio GinzaのSNSでご確認ください。
会場の関係上、下記、ご確認をお願いいたします。
【応募条件】
・主に小学生のお子さんのいらっしゃるファミリー（2～5名まで可能）。必ず大人の方が1人はお付き添いください。
・講座の模様は、雑誌Mart、Mart公式Instagram、Mart webにて紹介させていただきます。
【ご応募に際して】
＊Mart会員への登録が必要になります。
＊主に以下のような内容を応募フォームにてお聞きします。
【1】参加されるご家族構成（父・母・小学4年生男子など）
【2】応募のきっかけ、動機
【応募の締切り】2023年8月14日（月）19:00まで 23:59まで
【当選の発表】2023年8月15日（水）までに、当選された方にのみご登録のメールアドレスへご連絡いたします。
【応募の締切り】2023年8月14日（月）19:00まで 23:59まで
皆さまのご参加、お待ちしております！
取材・文／新里陽子
