みなさんこんにちは!
日に日に寒くなり冬目前となりましたが、寒くなると暖かいものが恋しいですよね。
そこで今回のブログでは「あったか山ごはん」をご紹介したいと思います。
「山ごはん」なんて聞くとハードル高そう! と思うかもしれませんが、簡単なレシピばかりです。なんせ私、あんまり山でがっつりご飯をつくらない、つくれない(笑)。だけど寒くなるとちょっと温かいものを食べたくなるものです。
そんなズボラハイカーにぴったりな簡単「山ごはん」を紹介できればと思います。
![山ごはんを食べる子ども。](https://data.mart-magazine.com/wp-content/uploads/2023/11/28143349/0a73c33dfc3d2dd3c3ab9d03020cbe80-600x399.jpg)
ふたごんも山ごはんが大好き♪
実際に使っている山ごはんの道具と、つくっている料理をご紹介
どんな道具を使っているの?
道具は写真のものを全て持って行くのではなく、人数やつくるものによってチョイスしています。
まずは「バーナー」。コンパクトに収納できる軽量なタイプを選びます。
「クッカー」はフライパンや鍋のこと。人数や用途で使うものが変わるので、さまざまなサイズを持っています。たとえば親子登山のときは大きめの鍋やフライパンで、ソロハイクのときはコンパクトで軽量なクッカーをチョイスしています。
素材もアルミ・ステンレス・チタンとさまざま。お湯を沸かす程度だと軽いチタンでもよいですが、焼くなどの調理の場合は焦げ付きにくいアルミ製が便利。キャンプをする方は、使える道具があるかもしれないのでチェックしてみてくださいね。
![](https://data.mart-magazine.com/wp-content/uploads/2023/11/28143324/16efb8a1e146232ef8fb3367f45905d7-600x449.jpg)
わたしの料理道具です。登山用品店で揃います。
冬の定番! 鍋はお一人様キットでラクラク
やっぱり冬と言えば鍋ですよね。最近は「プチっと鍋」や「鍋キューブ」に「カット野菜セット」など、一人鍋用の食材がたくさんあります。食材を洗ったり、切ったりする手間がないのでとっても便利です。
豚肉は冷凍して持っていきます。保冷剤代わりに、締めの雑炊用「冷凍ごはん」を持っていけば、汁まで食べ切ることができます。
![](https://data.mart-magazine.com/wp-content/uploads/2023/11/28143331/70e7da18dadfe9b345d7affa59fe23ed-600x450.jpg)
一人用鍋の素は軽くて味付けがこれだけで済むので、山の定番です。
![](https://data.mart-magazine.com/wp-content/uploads/2023/11/28143321/542f71e16cbc270736e0d022b4577815-600x398.jpg)
あつあつの鍋は寒いときの最高のごちそう。
コンビニ食材だけでつくる簡単親子丼
用意するものは「おにぎり」「焼き鳥缶」「卵」「(あれば)刻みネギ」だけ。
まず焼き鳥を鍋で温めて、空になった缶で卵を溶きます。焼き鳥の中に溶き卵を流しこみ、おにぎりにかけて刻みネギを添えれば完成です。何より味付けしなくてよいのが楽ちん。マグカップにインスタント味噌汁をそそげば、立派な定食になります。
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焼き鳥缶詰と、塩にぎり、卵、ネギを用意。
![](https://data.mart-magazine.com/wp-content/uploads/2023/11/28143333/2c3aa08ce753fcbc70a9d5bc9663ee99-600x449.jpg)
卵でとじた甘じょっぱい鳥は、まさに親子丼の味!
あったまる~鮭おにぎりのクリームシチュー丼
こちらもコンビニ食材を活用。
用意するものは「鮭おにぎり」「牛乳」「クリームシチューのもと(顆粒でもルウでも〇)」「好きな具材(今回は冷凍ほうれん草とエリンギ)」。
具材とおにぎりの鮭を鍋に入れ、水を入れて火にかけます。煮えたころ、ルウを入れ、溶けたら牛乳を加えます。おにぎりにかけて完成!
グツグツしている間におにぎりを入れるとリゾットになります。スライスチーズを乗せてもGood!
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牛乳を入れるとクリーミーに。
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おにぎりの海苔を散らしてもいいですね。
これよりうまいもんはない。最強ズボラ山ごはんは●●
山で最強に楽でうまいメニューはやっぱり「カップラーメン」だと思っています。山で食べるラーメン、なんであんなにうまいのでしょうか……。そんなラーメンを、ガス缶でお湯を沸かさずに、食べる方法があります。
それは「山専用ボトル(保温水筒)」を使うこと。「山専用ボトル」はサーモスやモンベルが商品を出しています。通常の水筒より保温性が高く、登山前に熱湯を入れておけば、山頂でもほとんど温度が下がらず、カップラーメンなどに使えます。
また、カップラーメンにコーン缶やチャーシュー乗せるだけでも立派に見えます。他にも担当ライターさんから「インスタントラーメンに、レトルト麻婆豆腐を乗せるだけ」っていうアイデアを教えてもらいました。なんだそれ、めちゃめちゃ満たされそう~。
![](https://data.mart-magazine.com/wp-content/uploads/2023/11/28143346/f8b3d471ae393832fb92f7adfa42eefb-600x450.jpg)
山にお湯を持って行けば、待ち時間に冷えちゃうのを防げます。カップ麺最高ですよね。
どれも気軽につくれるので、ぜひ山ごはんを楽しんで♪
いかがでしたか。みなさんの「山ごはん」のハードルが下がるといいな。
いろいろ考えた末、山で食べればなんでもうまい、と言う結論に至りましたが(笑)、ちょっとした工夫で「山タイム」がより充実することでしょう! 低山登山メインの季節になりましたので、ぜひ山ごはんに力を入れてみるのはいかがでしょうか。
私も……たまには頑張るかな(笑)。