以前は雑誌を中心にファッションスタイリストとして活動していた谷内 瞳さん。現在はファッションディレクターとして、起業家の女性の世界観をつくる仕事をしています。
夫、小5と小1の姉妹の4人家族。長女が生まれたときから、約10年間、毎週末に家族でピクニックをしています。
初めて見る場所にときめく!近所でも可能なリフレッシュ術
そのルーツは、瞳さんが20代前半のころの経験。大の旅好きで世界中を大きなリュックを背負って旅していたときに感じたときめきから。
「この道を歩いたらどんな景色があるのかな、ここを曲がったらどこに出るのかな?と旅では小さな刺激の連続。そのときの感動を、家族とシェアしたい気持ちがこの週末ピクニックのルーティンを生み出しました。私にとって、何よりもワクワクすることを人生の第一優先にしたい。子どもがいるから、仕事があるからと我慢せず、この楽しみを家族と共有したいんです」
無理なく続く秘訣!「週末ピクニック」3カ条
そんな谷内家が無理なくピクニックを続けるために守っている“3カ条”をご紹介します。
1.行き先探しはパパ担当
2.子どもの「行きたい」に任せる
3.お弁当は凝る必要ナシ!
ファッションディレクターならでは!チーム感を高める“ゆるリンク”
)とにかく明るい谷内ファミリー。公園内を歩くことも、最大限に 楽しみます。
ママと娘さんたちはお揃いファッションもお約束。「これだけでテンションが上がり、チーム感が出ます。よく『お揃いでいいですね』と声をかけられます。全身でなくトップスだけでも◎、そしてパパは無理せずに、同じトーンならばOKとします」
特別なことは不要。一緒に体験することが大事
小川に駆け寄っていく娘さんたちに続いて、パパと瞳さんも合流。一緒になって水しぶきを上げ、楽しそう♪
「家にいるとゲームにかじりつく子どもたちも、太陽の下ではおにぎりを『美味しいっ』とほおばって笑顔。これが母としては最高にうれしい瞬間です」
山へ、海へ…谷内家の「週末ピクニック」HISTORYもお見せします
家族全員の写真も毎回撮影。車山高原のフォトスポットで。
山梨の清里でカートにチャレンジする前、ドキドキの瞬間
週末ピクニックは時には遠出も。沖縄のホテル「ハレクラニ」へ
見晴らしのよい場所はときめき度Max。世界遺産の熊野古道で。
キャンピングカーで山梨へ。近くのお寿司屋さんでテイクアウトし、ワイナリーの許可をいただき夜の週末ピクニック。
撮影/平林直己 取材・文/新里陽子
Mart2023年夏号 「発足!Mart WEEKENDERたちの“アソビ場”ルポ」より