2022年7月1日、我が家に仔猫が仲間入りしました。今回は、その仔猫の話と、迎えるにあたって揃えたグッズについてご紹介します!
そろそろまた猫を飼いたいと思っていたら、まさかのご縁が!
我が家には、2019年に次男が生まれた1か月後、15歳で虹の橋を渡った猫ちゃんがいました。それから約3年が経ち、次男との会話も成り立ってきたので、そろそろまた猫を飼いたいと考えていたところ、友人から保護猫の里親を探している、という連絡が入ったのです。最近色々なテレビで保護猫活動の特集が組まれているのを見て、子どもたちは「猫を飼うなら、保護猫にしよう」と強く心に決めていたようでした(ちなみに先代の猫も保護猫)。
保護猫を引き取るとなると、保護団体や保護施設、譲渡会により、例えば家庭環境・家族構成・先住猫との相性など、いくつかクリアしないといけない項目があります。さらには、譲渡の前にお試し期間などが設けられることが多いようです。
しかし、今回我が家に仲間入りした仔猫ちゃんは、友人宅のベランダで野良猫ちゃんが出産したというケース。地域の保護猫ボランティアさんと動物病院さんとの許可を得て、友人宅から直接我が家に引き取ることになりました。
家族全員で母猫にご挨拶し、仔猫を引き取りに
友人は母猫と生まれた仔猫2匹を自宅で保護したのですが、仔猫の1匹を我が家が引き取ることになったときに、母猫に「仔猫ちゃんのうちの1匹に“ずっとのおうち”が決まったよ。すごくよいおうちだから安心してね」とお話ししてくれたのだそうです。
すると、その日、母猫は仔猫をいつもよりずっと入念に舐めてあげていたそうです。伝わるんですね。我が家は都合をつけて全員で仔猫をお迎えに行き、母猫にご挨拶して引き取ってくることができました。
仔猫を飼うとなると、買い揃える必要があるものがいくつかあります。最低限、これを用意しておけば飼い始められる、というアイテムをご紹介します。
【必須アイテム1】ケージ
ケージには、留守の間の安全確保や、人間の食事中に食卓に上がって誤食するのを防ぐ、という意味があります。我が家はリビングにゲージを置くことにしたので、リビングの雰囲気に合うものを選びました。
選んだものは、焦げ茶色ベースで我が家のインテリアに馴染んでいると思います。猫は広さより高さが必要なので、コンパクトながら3階建てです!ハンモックは付属品でしたが、かわいくて気に入っています。
【必須アイテム2】トイレ
こちらは、先代からにおわなくてお気に入りだったメーカーさんの、仔猫タイプをチョイス。ゲージに収まるかサイズの確認も怠りません。トイレが変わるときは、前のトイレの猫砂を混ぜるとスムーズに移行できるそうです。
【必須アイテム3】エサ
エサを変えると食べてくれないこともあるので、安心してもらうためにも、保護されていたときと同じエサを買いました。
【必須アイテム4】おもちゃ
タワータイプのものは、木製でオシャレなものにしました。原色でプラスチック製のものもあるのですが、我が家のインテリアに馴染まないので、そちらはセレクトから外しました。
【必須アイテム5】キャリーバッグ
保護団体などから引き取るときや、病院に行くときなどに必要。カゴタイプではなく布製にすると、コンパクトにしまえて収納にも困りません。
以上、最低限これだけあれば猫を飼い始められます。
仔猫を飼ううえで大切なこと
さらに、仔猫を飼いたいという方に知っておいていただきたい注意点があります。それは、
- ちゃんと病院に連れていき予防接種など受けること
- 避妊去勢手術を検討すること
- ネギやチョコレートなど猫が中毒を起こしてしまう食材を知っておくこと
です。
そして仔猫はあっという間に大きくなります。本当に小さい仔猫のサイズは半年くらいまでですし、1年くらいで成猫のサイズになります。いつまでもかわいい仔猫ではないということも理解しておいていただきたいな、と思います。
とはいえ、仔猫のかわいさは格別です!私は大きい猫も大好きなので、これからの成長が楽しみです。
写真・文/滝野香織
滝野香織
管理栄養士