インテリアを整えるなら「木」の色に着目!【Martist滝野香織】

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おうち時間が長くなり、家の中を整える人が増えていますよね。昨年の緊急事態宣下では、我が家も随分“モノ捨て”をしました。

インテリアを整えようと思ったら、最初に着目するのは「木」の色。木が全くない石やアイアンのインテリアのお宅もありますが、だいたいのお宅は食卓やフローリング、家具に木が使われているのではないでしょうか。その木の色を見てみましょう。これらがあまりにバラバラだと統一感が生まれません。色をそろえるだけで“洗練された雰囲気”になるのです!!

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我が家のフローリングの色はやや暗めです。それに合わせて、木目は全て「ウォルナット材」にしました。

テーブルはウォルナットメインのマルチカラー。卓上のペンダントライトにもウォルナットカラーを飛ばして統一感を。

食卓、いす、テレビボード、サイドボード・ティッシュボックス、ゴミ箱、加湿器や扇風機、冷蔵庫もウォルナット材(風)です。焦げ茶色が好きということもありますが、いちばんの理由は「高見えする」から!プチプラの家具でも確実に高見えする優秀な色なんですよね。そしてシックな雰囲気と温かさも気に入っています。短所は暗い色なので重さを感じ、部屋が狭く見える点ですかね。

フォトフレームまでもウォルナット色に。まだまだ改良の余地ありです……。


加湿器、ティッシュボックス、ゴミ箱も。統一感があれば、生活感を消せます。

他の木の色のイメージは……


女性らしさ、優しさを感じさせるインテリアに。カーブやウェーブ感のあるデザインの小物と合わせると優しい雰囲気になりますし、海系のインテリアもいいですね♪

ベージュ
「ナチュラル」とも呼ばれ、一般的なので汎用性が高いです。ベージュ系の木目をチョイスしたら、自分でテーマを決めて、それに合うものだけでインテリアを構成すれば整うと思います。

黒系
男性的なインテリア向き。アイアンと合わせればインダストリアル系に。皮革や無機質な素材とも相性がよく、比較的簡単に雰囲気がつくれます。


子ども部屋のベッドと机は同じもの。「ベージュ(ナチュラル)×白」です。娘の部屋は、合わせる色を茶系にして優しい雰囲気に。息子のほうは、布ものをネイビーで統一することで、一気に男の子らしく!

大型家具の木の色がすでにバラバラだったら……。雰囲気を合わせるべく、ひとつの木の色に、他のものを寄せていきましょう!思い切って塗り直してみたり、決めた木の色の木製トレーを置いて他となじませてみたり、布を使ってみたり。統一感を模索してみてください♪

「洗練されたインテリア=高級品を揃えること」ではないと思います。「木の色を揃える」そして「インテリアのテーマを決める」ということが肝心なのです。テーマに合わないものは、部屋から出しましょう。また、木以外の色ものは2色までにします。統一感が“洗練された感”を生み出してくれます。

せっかくのおうち時間、部屋を整えて、心までも整えちゃいましょう!

取材・文/滝野香織


滝野香織
管理栄養士

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