今話題の「産後ケアホテル」って?『Mom Garden葉山』滞在レポ(後編)【Martist田口愛佳】

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3月後半に次男を出産後、話題の産後ケアホテルに宿泊!その貴重な体験レポを2回に分けてお届けしています。
第二弾の今回は、家族やベビーともゆっくり楽しめる、ファミリーステイや面会、フォトスポットなどを詳しくレポート♪最後に、産後ケアホテルを利用して湧いてきた熱い思いも綴ってみました。

家族も一緒に宿泊できるファミリーステイ

予約はチェックイン後でもOK

今回の滞在中、ファミリーステイを利用して長男も毎週末一緒に宿泊しました。当初は予定していなかったのですが『やっぱり泊まりたい!』となり、チェックイン後に急遽予約。ファミリーステイは2日前までにフロントに伝えればOKなので、滞在途中からでも利用できるのが良かったです。

館内着はユニセックス

館内着はユニセックスなので、パパもOK!上下で異なるサイズを選んでも良いので、私はトップスはL、ボトムスはMを着ていました。1日何回でも着替えられるので、吐き戻しされて汚れてしまっても安心。ちなみに、10歳の長男は、大人用Sサイズを着ていました。

長男大興奮!貸し切り大浴場

広々とした貸し切りの大浴場があり “朝風呂もする!”とドハマりな長男(笑)。1ヵ月検診で許可が出るまで私と赤ちゃんは湯船NGなので、次男はベビールームに預け、私は湯船に入らずシャワーのみで付き添い。検診後に宿泊される方は、家族みんなで入れるので旅行気分を味わえそうです♪

面会時に家族でも楽しめる♪

面会時間は長めでゆっくり会える

夫は面会のみでしたが、面会時間が~18:00と長めなので、お部屋はもちろん、ラウンジや足湯で、家族でゆっくり過ごすこともできました。パセラの系列ということで、館内にはカラオケルームも!その他、キッズスペースやトレーニングマシン、ワークスペースなどもあり、家族も使える・楽しめる設備が充実していました。

家族も参加OK!マムズクラス

 

ベビールームの近くにあるお部屋で不定期開催されているマムズクラス。長男が赤ちゃんの時は、大泣きで終始抱っこ…せっかく行ったのに全然参加できなかった(泣)ということが多かったのですが、大泣きの時などは気軽にベビールームに預けられて、ゆっくりクラスに参加することができました。滞在中に参加したのは、手形足型、ベビーマッサージ、絵本読み聞かせ、抱っこひも試着会、アロマスプレーづくり、産後ヨガ、骨盤底筋トレーニング。長男がいる時は一緒に参加して楽しみました♪

可愛い小物がいっぱい♥ニューボーンフォトスペース

ニューボーンフォトのスペースには大型のライトも設置されているので、ほやほやの赤ちゃんの優しいニュアンスの写真を上手く撮ることができました♡

季節に合わせた可愛らしい寝相アートスペース♥

 

寝相アートのスペースは2つあり、私が滞在した時は“お花見”と“鯉のぼり”。こちらはスタッフさんのみなさんの手づくりで、季節に合わせて企画作成していらっしゃるそう!
お花見寝相アートでは、面会に来ていたじぃじに遊ばれて酔っ払い風にされていた次男(笑)。ここでしか撮れないオリジナルの寝相アートで貴重な新生児期の思い出写真が撮れました♡

葉山ならでは絶景や、スタッフさんの優しさにも癒される日々でした

産後の外出が難しい期間に、逗子・葉山の自然を窓から眺められるだけでも、とってもリフレッシュした気持ちに。空気が澄んでいる日は、相模湾の対岸の熱海や伊東まで見える絶景!大好きな海が毎日見られるというだけでも癒しでした。

 

スタッフの方々が長男にもすごく優しく接して下さって、長男もマームガーデンが大好きに♡チェックアウトの際、私以上にマームガーデンロスになって泣いていた長男(笑)。『1年後への手紙』を送れるので、長男と一緒に書いてポストインしてきました。

―おわりに―

今回、産後ケアホテルを利用できたのは、両親からの出産祝いでした。思いがけず産後1か月をとても恵まれた環境で過ごすことが出来たことから、微力ながらも産後ケアが広まるお手伝いができればと思い、2回に分けてブログで取り上げてみました。

日本では、産後は里帰りや実母がお手伝いに来てくれる習慣があるいっぽう、それが難しい人への家事育児のサポートはまだまだ発展途上。2019年12月に改正母子保健法が成立し、産後ケア事業の実施が各市町村の努力義務となり、10年前の長男の時よりはだいぶ良くなったものの、利用日数が限られていたり、審査が厳しかったり、使いたい時に気軽に使える感じではないのが実情でした(実際に市の産後ケアも利用しました)。

純真無垢な赤ちゃんって可愛いですよね。でも、毎日必死にお世話していると、可愛いと思えなくなっちゃうこともある…。私自身、実は長男の時は親と不仲で、一人で必死に頑張りすぎて闇落ちしたんです。産後のメンタルグラグラ期をパパだけでサポートするのは、家庭不和の原因にも繋がります(実際、ささいなことで喧嘩していました…)。

整理収納アドバイザーになった2017年当初、『片付けを大金払って人に頼むなんて…』という意見もまだまだ多かったのですが、2022年の今は家事の外注が後ろめたいことではなくなってきていて、むしろ『整理収納をぜひお願いしたい!』という声が増えています。
だから…きっと産後ケアも数年後には当たり前のことになっているはず。!必要な方が必要な時に使える時代になりますように♡

最後までお読みくださりありがとうございました。


田口愛佳
整理収納アドバイザー

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