2023年が始まりました!みなさま年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?
巷はセールで賑わっていますが、私はなぜか年の始めになると毎年食器が気になります。今回は、食器を買ったときに起きがちな、ある「困った」を解決するお話です。
お気に入りの食器についたシールが剥がれない!こんなときどうする!?
年始でもゆとりある時間の流れるインテリアショップにて、以前から気になっていた食器を購入しました。
Jarsというフランスのブランドで、グリーンがかったグレーの色に惹かれました。
しかし、早速使おうと思ったところ、値札のシールが剥がれません!
海外商品あるあるです(涙)。
ということで、年始の1本目のブログは、べったりついて剥がれないシールをきれいに剥がす方法をご紹介します。
【対策1】ドライヤーで温める
まず簡単にできる方法としては、ドライヤーの温風を当てる方法です。
シール部分を温めてシールののりを熱で溶かします。 大きめのシールがしっかりくっついているときなどで、広範囲を熱したいときにお勧めです。
【対策2】アイロンの熱を当てる
次に、アイロンを使う方法をご紹介します。
こちらもドライヤーと同様に、シール部分に熱を当てて溶かします。
ただし、食器が熱くなったり、食器を持つ手にアイロンが当たってやけどをする可能性があるので、気をつけてご使用ください。また、側面が丸いものなどはアイロンを当てづらいので、うまく剥がれない可能性があります。
ドライヤーもアイロンも熱で溶かす方法なので、プラでできた食器などの熱に弱い材質には使えませんのでご注意ください。そして年季の入ったシールの場合、剥がれるまでに時間がかかるので、根気がいります。
【対策3】シール剥がしを使う
3つ目はシール剥がしを使います。
こちらは、ソルベントという有機溶剤で、剥離剤として使えます。とても便利で、いつもお片付けの現場に持っていくほど愛用しています。
これをシール部分に染み込ませると、するりとはがせます。
こちらは熱に弱いものでも使えますが、使うと傷んでしまう素材もあるので、使用の前に適した材質であるかご確認くださいね。また溶剤に触れると手が荒れるので、ゴム手袋など使ってご使用いただくことをお勧めします。
ようやくきれいに剥がれました。
これで一安心。せっかく出会えたお気に入りの食器が、 今年たくさん活躍してくれますように。
皆様の2023年も楽しい1年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。
写真・文/片岡牧子