あっという間に10月に入りましたが、みなさんこの秋は、どのようにして過ごしますか?
今年は「全国旅行支援」がはじまり、秋の行楽も気軽に楽しめそうなので旅行やレジャーなどに出かける方も、きっとたくさんいらっしゃいますよね♪ 私はというと、少し前に妹と2人で「金沢」へ旅行に行ってきました!実は子どもたちがいない旅行というのは結婚してから1度もなかったので、大人だけで楽しむ旅行はかなり久しぶり!!仕事などではなく完全プライベートな旅行だったので、最初は子どもたちや旦那さんに、少し申し訳ないような気もしましたが…快く『行ってきなよ!』と言ってくれたので、心おきなく楽しんでくることができました♡ ということで今回のブログは、そんな「金沢女子旅」で巡ったおすすめグルメスポットについて書いていきたいと思います!
【近江町 山さん寿司】近江町市場エリアで行列必至の人気寿司店!
まず1軒目にご紹介するのは、初日のランチで伺った近江町市場の市姫神社口すぐにある「近江町 山さん寿司本店」!
こちらのお店は近江町市場の中でも連日長蛇の列ができるほどの超人気店だそうで、2021年8月にリニューアルされたこともあり外観も店内もスタイリッシュでおしゃれ♡ この日は平日のお昼前に伺ったので、ラッキーなことにまだ行列もできておらず、すんなり店内に案内してもらえました♪そんな山さん寿司に訪れた目的は、ズバリこの海鮮丼!!!
全18種類の鮮魚をどどーん!とのせたこのビジュアルは、とにかくインパクト大! ウニやいくら・蟹に中トロなど豪華なネタも盛りだくさんで、その他にも新鮮な魚介がたっぷりのったボリューム満点なひと品です!!
ネタひとつひとつも、とにかく分厚くて大きいのにも驚き!お刺身はどれを食べても美味しくて、初めはこんなに食べられるかと思いましたが、あっという間にぺろりで、大満足なランチタイムでした♡♡♡
金沢というと新鮮なお魚が食べられるというイメージで、近江町市場は寄っておきたいグルメスポットのひとつだったので、今回美味しい海鮮丼を堪能できてよかったです!
【赤玉本店】金沢おでんといえばココで決まり!
2軒目にご紹介するのは、片町エリアにある金沢おでんの有名店【赤玉本店】!
金沢に着いた日の夜は絶対に『金沢おでんが食べたい!』と思っていたので、事前にリサーチしたところ、この赤玉本店が代表的な有名店ということで、予約して行ってきました♪ 昭和2年創業のこちらのお店は代々受け継がれた秘伝の出汁で、地元金沢の食材をおでんダネに使っているそう!
具材も種類が豊富すぎて注文するのにも悩んだのですが、ここは間違いないであろう、お店おすすめの盛り合わせにしました♡ それがこちら!!!
大皿に盛り盛りにのったおでんダネが、とにかく美味しそう~♡♡♡ 味が染みた大根に旨味たっぷりのかにしんじょう、やさしいお出汁をたっぷり吸ったしのだ巻きやとろとろの車麩など、どれも最高のお味でした! 金沢おでん以外には、こちらの牛すじ煮込みやふぐの唐揚げもおすすめメニューとのことで頼んでみましたが、こちらも文句ナシな美味しさ♡
赤玉本店 ふぐの唐揚げ
赤玉本店 牛すじ煮込み
金沢おでんはお店によって味が違うそうなので、次に金沢を訪れたときには、おでん巡りを楽しんでみても面白いなぁ、なんて思いました♪
【居酒屋 花組】名物の“お刺身桶盛り”は絶品&ボリューム満点!
3軒目にご紹介するのは、片町の街を歩いていてたまたま発見した「居酒屋 花組」!
赤玉本店を後にして、“のどぐろ”と美味しい日本酒を愉しむべく訪れたお店です♡ お店に入ってみるとどうやら人気店のようで、店内はたくさんの人で賑わっており、少し待ってから席に案内してもらいました。まず最初にいただいたのは、こちらのお店の名物“お刺身桶盛り”の小桶!
お目当ての“のどぐろ”もたっぷりとのった、全部で9種類の鮮魚が楽しめる、見た目にも豪勢なお刺身の盛り合わせです♡♡♡ こんなにボリューミーなのに、なんとこれで2人前とは驚き!!
北陸近海で獲れた鮮度抜群なお魚が思う存分味わえて、冷酒との相性も最高でした♡ 他には“能登巻鰤と水茄子”に、あとは〆にもぴったりな“蛤とあおさの酒蒸し”を。
花組 能登巻鰤と水茄子
花組 蛤とあおさの酒蒸し
どちらも今までに味わったことのないような美味しさで、語彙力のない私が表現すると、とにかく旨味がすごい!のひと言に尽きるものでした(笑)。そして巻鰤というものを今回はじめて私も知ったのですが、こちらは古くから能登に伝わる名産品だそうで、冬獲れの脂ののった鰤を塩漬けにした保存食であり、イメージ的には生ハムのような感じ。鰤の旨味がギュッと濃縮されていて、珍味好きな方は絶対好きな逸品です♡
時期によって楽しめるメニューも違うそうなので、また金沢を訪れた際にはぜひ足を運びたいと思ったお店でした♡♡♡
【和栗白露】モンブラン好きさん必見!能登熟成焼栗のモンブランが味わえる
最後にご紹介するのは、ひがし茶屋街エリアにある「和栗白露」!
このお店は妹がリサーチして見つけてくれたのですが、私も妹も無類の栗好きでモンブランには目がないので、『絶対行こう!!』かなり楽しみにしていたところ♡
11時OPENだったのと、食べたかったモンブランが数量限定メニューだったので、10分ほど前にはお店の前に着くように行き、いざ開店を待ちました! 開店が近づくにつれ、お客さんがみるみる増えていきましたが、開店と同時にすんなりと店内に案内していただき、無事にお目当てだったこちらのメニューを注文♡♡♡
“播摺(はりずり)”という、能登熟成焼き栗のモンブランなのですが、なんとこちら糖度30度の能登産の焼栗を使用している、とってもめずらしく希少なモンブランなんです♡! 糖度30度の栗って想像がつかなくて、とても楽しみにしていたのですが、期待を裏切らない…いや期待以上の美味しさに、ひと口目を食べた瞬間からただただ感激!!
和三盆を使っているからか、一生食べ続けられそうなくらい甘さもしつこくなくて、生クリームもあっさりと軽い口当たり♪ 季節の花として散らされた菊の花びらも、さりげなくいい味のアクセントになっていて、いっしょに頼んだ加賀棒茶との相性も最高でした♡♡♡
そしてこのモンブランに使用している焼栗の秘密ですが… 熟して自然に落ちた能登の栗だけを収穫し、その後マイナス2℃で低温貯蔵することで甘みが収穫直後の約2倍にも増し、さらにそれを糖度が最も高くなる40~50日間のところで圧力式回転釜で加熱し、栗だけの水分で焼き上げることで、旨味を一切逃さないほくほくな焼栗にしているのだそう!
時間も手間もかけることで、こんな感動的な美味しさになるなんて!と、モンブランの魅力にさらにとりつかれた、至福のひとときでした♡
お魚におでんにモンブランにと、贅沢すぎるほどの絶品料理の数々…♡ “食欲の秋“にもぴったりな美食の街”金沢”で、おなかも心も満たされた2日間でした♡♡♡
*次回のブログでは、金沢旅で巡ったおすすめスポットをご紹介します!
写真・文/土肥愛子
土肥愛子
管理栄養士・フードコーディネーター