最近の私たちの顔は｢マスク顔｣が定番に。マスク着用時のメークテクニックを磨いていくことはもはや必須です。目指すは｢崩れにくくて美人見えするマスク顔｣。そんなマスク時代のメーク術を手に入れるべく、人気ヘアメークさんにコツを伝授していただきました！ 今回は一重・奥二重さんのためのマスクメークです。
教えてくれたのは
ヘア・メークアップアーティスト
吉田美幸さん（B★side）
【PROFILE】
永野芽郁さんをはじめ、人気女優さんのCMや広告、写真集、雑誌の表紙等のヘア・メークを担当。テレビ朝日系人気バラエティ番組『ロンドンハーツ』の名物企画｢奇跡の一枚」では、芸人さんや多くの有名人を劇的に大変身させ、世間をざわつかせてきた無限のメークテクニックの持ち主。
一重・奥二重さん向け「マスクメーク」術
【before】
東京都・清水樹理さん
｢奥二重のせいか、マスク越しだと冷たい印象になりがち。清潔感と両立させるのが目標で大きな瞳に見せたいけど、どうしたらいいのか……｣
＼一重・奥二重さんのポイント／
「上下に色を分散させることで、目を上下に大きく見せる効果を狙いたいので、眉毛と下まぶたにカラーメークを採用。奇抜すぎず、上品でトレンド感のある大人色を取り入れましょう」（ヘアメーク・吉田さん）
使用アイテム
（左から）リンメル プリズム クリームアイカラー 018 ¥800（リンメル）、デジャヴュ ラスティンファインE クリームペンシル ダークブラウン ¥1,200（イミュ）、WHOMEE マルチカラーマスカラ reddee レッドブラウン ¥1,500（Clue）
《眉》自然な赤みブラウンで眉色を変えて優しい印象に
容器のフチで余分な液を落とし、肌につかないように目尻→目頭の方向へ細かく動かしながら眉に色をつけて。
目頭は上にとかし、その流れで目尻方向にとかして形を整えます。
人気ヘア・メークアップアーティストのイガリシノブさんプロデュースの絶妙なレッドブラウンの眉マスカラ。程よい赤みでナチュラルなのに今どきな抜け感眉毛に。WHOMEE マルチカラーマスカラ reddee レッドブラウン ¥1,500（Clue）
《目の上》濃茶のぼかしラインでくっきりやさしい印象
まず、まつ毛の間を埋めるようにインライン。まつ毛の上は目尻側3分の2のみ細くラインを引き、目尻を1㎜伸ばしたらラインを綿棒でぼかしてナチュラルに。
崩れにくく、ラインの太さ調整も自在。リキッド、ジェル、ペンシルのいいとこ取りなアイライナー。吉田さんもお仕事で愛用中！デジャヴュ ラスティンファインE クリームペンシル ダークブラウン ¥1,200（イミュ）
アイシャドウはコレを使用。エクセル イルミクチュールシャドウ IC05シナモンチャイ ¥1,000（常盤薬品工業）
《目の下》アイシャドウを「目尻下3分の１塗り」で目の縦幅を広げる効果が！
綿棒の先を指で薄くつぶしてアイシャドウを取り、下まぶたの黒目より外側のキワだけに細くのせれば、カラーシャドウでも強すぎず、抜け感が出て目を大きく見せる効果が！
美しいツヤ感が長持ちするクリームタイプ。シックでモードなダークグリーンはカラーメーク初心者さんにもオススメ。10/2発売。リンメル プリズム クリーム アイカラー 018 ¥800（リンメル）
【After】
瞳を大きく見せる眉と目の下のカラー使いで＂縦の抜け感＂が
｢チークやリップの色が見えない分、アイメークに明るい色を持っていくと目元にインパクトが出るんですね。優しい眉の色＆下まぶたに色を分散させ、目の縦幅を広く見せる〝大き目方程式〞も習得しました！｣（清水さん）
【商品のお問い合わせ先】
●リンメル https://www.rimmellondon.jp
●デジャヴュ（イミュ） https://www.imju.jp
●WHOMEE（Clue）https://whomee.jp/point_make/
●EXCEL（常盤薬品工業）https://noevirgroup.jp/excel/c/ceyeshadow/
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撮影／中林 香 ヘア・メーク／吉田美幸（B★side） 取材・文／山崎永美子 構成／Mart編集部
2020年10月号
キレイに見える! 外したときも崩れない!
あきらめない!「マスク時代」のメーク術 より
