プロが教える!マスク姿のときのメーク法(ベース編)

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マスクとともに過ごす今年の夏。メークをしたいけれど、マスクのなかはムシムシしてベースメークが崩れがちに。そこで、崩れにくいベースづくりをROI ヘアメイク後藤若菜さんに教えてもらいました。

教えてくれたのは

ROI ヘアメイク 後藤若菜さん
女性誌や広告等で活躍。コスメ大好きで新商品情報にも詳しく、厳選された推しコスメが並ぶインスタも楽しい! Instagram→@_wakanagoto
「ベースは塗れば塗るほど崩れやすくなります。だから下地+コンシーラー+パウダーの最小限メークがオススメ。マスクをすると顔が火照るので、下地の色は赤みを程よく抑えるベージュ系で。さらに気になる部分をコンシーラーでカバーして、最後にフェイスパウダー。自然に見える無色の、粒子が細かいパウダーをのせると崩れにくさが一層アップしますよ。マスクをよく外す人やノーファンデが無理な人は、ツヤっぽく肌に密着するパウダーファンデを選んで」

崩れにくいベースづくりには
ファンデの代わりに色付き下地とコンシーラーでOK

【1】下地

明るい透明美肌に。「トランシーノ薬用ホワイトニングCCクリーム[医薬部外品]」30g ¥2,600〈編集部調べ〉(第 一三共ヘルスケア)

色はベージュが自然で◎。パール粒大程度を出します。つけすぎはヨレの原因になるので、少量で十分です。

顔全体に薄く、ムラなくのばしたら、最後手についている残りでマスクとの境目や肌が出る部分に重ね塗りします。

【2】コンシーラー

「インテグレートグレイシィコンシーラー(シミ・ソバカス用) ナチュラルベージュ」 ¥900〈編集部調べ〉(資生堂)

コンシーラーを指先にくるくると少量つけます。こうすることで肌に直塗りするよりも量の調節がしやすいんです

クマやシミなどの気になる部分に、トントンと軽く叩き込むようにして密着させます。薄く塗るのが崩れにくくするコツ。

【3】パウダー

 

敏感肌用フェイスパウダー。 「ディセンシア アヤナス フェイスパウダー コンセントレー ト」 ¥5,000(ディセンシア)「パウダーは色のないものを使うといいですよ」(後藤さん)

パフに取ったパウダーの余分な粉を手の甲で軽く払い落とし、まずはフェイスラインからポンポンとなじませます。

小鼻や口まわりなど、ヨレやすい部分は特に丁寧に密着させます。目の下にはたけばアイメークのパンダ目予防に。


アラを隠しながら素肌感を引き出した、汗や水に強いベースメークの完成です。ファンデ がマスクにべったりという悲劇とも決別!

とはいえファンデを使いたいならコレがおすすめ


ひとはけでいきいきと幸せそうな〝透けツヤ肌〞に。「ポール&ジョー ヴェール ファンデーション 102」セット価格¥5,000(ポール&ジョーボーテ)

それでも崩れちゃったときはティッシュでお直し


ティッシュを指に巻きつけ、肌をこすらずに押さえるようにして肌表面の皮脂を除去し、上からパウダーを重ねればお直し完了。

撮影/中林香 ヘア・メーク/後藤若菜(ROI) 取材・文/山崎永美子 構成/長南真理恵

Mart2020年9月号
ヒリヒリ 熱中症 メーク崩れ 暑い日の「マスク悩み」と上手につきあうには? より

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