家族全員が花粉症のわが家は、治療薬の内服が日課です。小学生の娘たちも錠剤を服用していますが、うまく飲み込めなかったり、錠剤を取り出すときにどこかに飛ばしてしまったりといつもバタバタ。というわけで、今回は錠剤の服用をラクにしてくれる便利グッズを2品ご紹介します。
【1】薬の取り出しをラクに!「お薬ぱっちん!」
まずご紹介するのは、錠剤やカプセルを取り出しやすくする「お薬ぱっちん!」です。
薬が入ったシートから錠剤やカプセルを押し出すときって意外と力を入れる必要がありますよね。「お薬ぱっちん!」を使えば軽い力で薬を取り出すことができるんです。
飛ばして紛失するのを防ぐスグレモノ
まず「お薬ぱっちん!」に薬が入ったシートを挟みます。次に本体の丸い部分を上から親指で押して薬を押し出します。カプセルの場合は、薬が落ちる穴の形に合わせてシートを真っ直ぐセットするのがポイント。
すると、受け皿に薬が落ちるという仕組みです。
薬を取り出す際は、受け皿の上に付いているフタをパカッと開ければOK。軽く力を加えるだけで簡単に薬を取り出すことができるので、小さいお子さんや握力の弱い方にもおすすめ。念のため、薬を取り出した後はアルミ片などが混入していないかをご確認くださいね。これを導入してから、子どもたちから「薬がどこか行っちゃった~。」と呼び出されることも減ったので、わが家ではとても重宝しています♪
【2】飲みやすいサイズにカットする「ピルカッターケース」
次にご紹介するのは、錠剤(ピル)やカプセルを簡単にカットできる「ピルカッターケース」です。これまでは包丁で切断するという荒業をしていたのでそれが110円で解決できるということで即購入しました。わが家では大きなタブレットを飲み込みやすくするときにはもちろん、小さく切って摂取する量を減らしたいときにも使用しています。
本体裏面にステンレス素材の刃があり、フタを閉めると錠剤にその刃が当たりカットするという仕組みです。ケースという名の通り、カットした錠剤を外出先に持ち歩けるのも◎。ちなみに、カプセル・コーティング剤・三層錠・胃溶錠など、薬の作用に影響があるものは使用しないでくださいね。
軽い力でカット可能
錠剤を本体下部のカッターが当たる涙型の先端の方に置き、
フタをゆっくり閉めます。
半分にカットできました。ただし、錠剤を固定しながらカットするわけではないので、場合によってはキレイに半分に切れない場合も……。しかし、飲みやすいサイズに簡単にカットできることや、錠剤を切る箇所と保管する箇所が仕切られていて使い勝手が良いことを考えれば、110円でこのクオリティーは文句なしと言えます。錠剤をうまく飲み込めないお子さんには特におすすめのアイテムです。
100円ショップにはありとあらゆるものが揃っていますが、こんなものもあるのか!と驚いたのが今回ご紹介した2品。わが家のように薬やサプリを服用する機会が多い方にはぜひチェックしてほしいアイテムです。
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Seria
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取材・文・撮影/古賀 美津恵