体の冷えを感じやすいこの時季、全身の巡りをよくすることが冷え解消につながります。そこで、全身の血流を促してくれるポーズをご紹介!2ポーズ続けて行うことで、冷えが起こりづらい体を目指すことができます!
全身の血流を促進する!「手脚をからめた半月のポーズ」
手脚を絡めて血管を一時的に軽く圧迫させたのちに、て脚を開放することで全身の血流を促すポーズです。また、骨盤の歪みや背骨のねじれを改善し、冷えが起こりづらい、巡りのいい体に整えていきます。
【1】両脚を揃えて立ち、右脚を左脚の前から交差し、左足の外側に脚をつく。
【2】両腕を前に伸ばし、右腕を上にして手首を交差し、手の平同士を合わせる。
【3】息を吸いながら両腕を頭上に上げて、頭の横に腕を伸ばす。
【4】息を吐きながら、上半身を右に倒して、3呼吸キープする。
【5】息を吸いながら上半身を起こし、吐きながら上半身を左に倒して、3呼吸キープする。
【6】息を吸いながら上半身を起こし、息を吐きながら上半身を後ろに反らせて、3呼吸キープする。【1】の手足の左右を入れ替え、【2】~【6】を同様に行う。
【POINT】
- 上半身を横に倒すときは内腿を寄せて骨盤を正面に向け、胸を開いて体を真横に倒す。
- 足元が不安定に感じる場合は、交差した足を1歩前について、脚の前後の間隔をとって行う。
末端から血行を促す!「手と足を合わせた前屈」
手指の圧迫と脚の背面のストレッチにより、足先から全身の血行を促すポーズです。また、前屈姿勢で頭を下げることで、ストレスが原因となり生じる東部の血行不良の改善効果が期待できます。簡単な動きで頭をリフレッシュさせることができるので、忙しいママにおすすめです。
【1】足を腰幅に開いて立つ。
【2】上半身を前に倒して軽く膝を曲げ、手の平を床につける。
【3】手の甲を床につけての指先を後ろに向ける。
【4】足の下に手を挟む。
【5】手の平と足の裏を合わせる。
【6】頭頂を床に向けてお尻を上げ、5呼吸キープする。
【膝を伸ばしにくい人は】軽く膝を曲げ、脚の背面の伸びを感じるところでポーズを行う。
【POINT】
- 膝は伸ばし切らずに軽く曲げ、上半身を脱力させた状態で前屈する。
- 足裏の前方に重心をかけて乗せ、お尻をできるだけ高く上げる。
2ポーズ続けて見られる動画はこちら!
5分でできるので、忙しい日でも続けられるのがいいですね!1回の時間が短くても毎日続けていくことが効果的。ぜひ毎日のルーティンとして、5分ヨガを生活の一部に取り入れてみてください!
トップス・ボトムス:SUKALA(
教えてくれたのは
LAVA トップインストラクター
小森 悠(こもり はるか)さん
バレエやダンス・陸上等の経験を活かし、関東を中心に活躍。その丁寧な指導は、“カラダを変えるレッスン”と評され、ファンも多数。2016 年に初代トップインストラクターに就任。妊娠、出産を経て復職後、2022年にママとして再びトップインストラクターに。現在は、ヨガと手技を組み合わせた「セルフタイ古式」など、各地でレッスンを開催するほか、オンラインヨガサービスUCHIYOGA+も担当。
Instagram⇒@haruka.komori_yoga
ホットヨガスタジオLAVA https://yoga-lava.com/
撮影/公文一成(光文社写真室)