今回はタイではおなじみの定番スイーツをご紹介。クレープを中村さん流にアレンジしたこのレシピで、簡単に異国気分が楽しめます。おうち時間でのお子さんとのお菓子づくりにもどうぞ。
クレープに飽きたらロティ風に！
タイの屋台で人気の「ロティ」。 多めのバターと油を使って鉄板で生地を焼き、コンデンスミルクやチョコレート、砂糖などをかけて食べるクレープ風のデザートです。 「初めて食べたときにはあまりの美味しさに感動しました。ただそのままのレシピだと高カロリーすぎるので（笑）、今回はバターも油も控えめにしつつ、本場の味に近づくようにアレンジしました。焼く際はフライパンを使って手軽に。生地をのばすのは少し大変ですが、油につけて寝かすことでのびやすくなりますよ」（中村さん）。
バナナの甘みが増すタイ風クレープのレシピ
ミント 200プレート ダークグレー、ライトグレー各¥1,800、レモネード ピッチャー（S） ¥1,600、クロス500 ガーゼチェック（白） ¥1,200（すべてスタジオ エム）
材料（2人分）
小麦粉 ……100g
塩……ふたつまみ
水……30～50g
米油（サラダ油、オリーブオイルでもOK）……50㎖～
バター……10g（クレープ1枚につき5g）
バナナ……1本
コンデンスミルク……適量
つくり方
❶ ボウルに小麦粉と塩を入れ、水を少しずつ加えながら混ぜ合わせる。生地がまとまってきたら水を入れるのをやめ、こねて2等分にし、それぞれ丸くする。
❷ ①を小さめのボウルなどに移して、生地が少しひたるくらい油を入れ、常温で1時間寝かせる（器は小さいほうが、少ない油で済みます）。
❸ ②の生地をまな板などに取り出し、麺棒で薄くのばす（打ち粉は不要）。フライパンに、生地をつけていた油を適量ひいて、のばした生地を1枚のせる。
❹ 生地の上にスライスしたバナナの半量を置く。
❺ 四角く折り畳んでから火をつけ、中火で両面焼く。焼き目がついたらバターを入れて、生地にバターをなじませる。
❻ もう1枚分を同じように焼き、カットしたら器に盛り、コンデンスミルクをかける。
【POINT1】なるべく薄くのばす！ 折り畳むので形は雑でOK
【POINT2】こねた生地を油につけると 生地がのばしやすくなる
◆アレンジ
今回はバナナを入れてコンデンスミルクをかけましたが、具材を変えたりチョコシロップやシナモンをかけたりと、好みに合わせてアレンジしても。
【中村明花さんプロフィール】
なかむら・さやか／1986年千葉県生まれ。Martモデルとして活躍する、4歳の女の子のママ。調理士免許、薬膳コーディネーター、幼児食インストラクターの資格を持つ。夫でサッカー選手の細貝 萌さんの移籍によりタイ在住。
＼テーブルコーディネートの行使を目指し勉強中♪／
＂自分の料理サロンを開く＂という夢のため、1年くらい前からテーブルコーディネートのスクールをオンラインで受講しています。最近はカリキュラムが終盤に入り、レッスンを受けたり自主勉強をしたり。好きなことを深く知ることができるのは楽しいし、講師としてのトーク術や知識など、学びの日々です。
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Mart2020年11月号
中村明花さんのおかずに飽きたら”タイの知恵” Vol.14 ～クレープに飽きたらロティ風に！～より
撮影／山下忠之 スタイリング（料理）／鮓本美保子 取材・文／長南真理恵 構成／富田夏子
