1年中いつ食べても美味しいうどんですが、寒い冬に温かいだしで食べるうどんは心も体も温まりますよね。丸亀製麺では冬限定メニューが続々登場。この季節を心待ちにしているファンもいるほど人気のメニューや1年の締めくくりにぴったりの贅沢うどんなど、今しか食べられないメニューをご紹介します。
年末のご褒美うどんは鹿児島黒牛を使った「和牛すき焼き釜玉うどん」
“ひと手間かけた冬のうまい!”シリーズを展開中の丸亀製麺で、12月12日(火)に登場するのが「和牛すき焼き釜玉うどん」(並¥990、大¥1,130)。
「牛すき釜玉うどん」は丸亀製麺人気のメニューですが、年末ということもあり、今回は“和牛日本一”の栄冠に輝いた鹿児島黒牛になって登場です。黒毛和牛は肉の旨味と脂の甘味が特徴。
注文を受けてから牛肉を焼き上げるので、黒毛和牛の脂と割り下が混ざり合った香りが立ちこめて食欲をそそります。
肉が美味しいので味付けはシンプルに割り下のみ。ここに濃厚な卵黄を絡め、茹でたてを釜から直接器に盛りつけた釜抜きうどんと一緒に食べるともう言葉はいりません。
肉もたっぷりで、黒毛和牛の上質な脂の旨味が割り下に溶け出し、絡めたうどんも進みます。これは贅沢。すき焼きのような味わいなので、卓上の七味や無料トッピングのしょうがや青ねぎを合わせて味変するのもおすすめです。
冬になると食べたくなる!だしも美味しい「鴨ねぎうどん」
12月5日(火)からひと足早く発売になっているのが「鴨ねぎうどん」(並¥820、大¥960、得¥1,100)。なかなか家庭では登場する機会の少ない鴨肉を使った冬の人気メニューです。濃厚な脂と旨味が特徴の鴨肉と、冬になって甘味が増した白ねぎを使用。
うどんと一緒に食べるのに最適な厚さにスライスした鴨ロース肉はとっても柔らかくて噛むたびに旨味が広がります。これは注文を受けてから火を入れて手早く仕上げることでしっとりした食感を生み出しているのだそう。
特製鴨だしで下味を付けているので、鴨肉にもしっかり味がしみています。白ねぎにはこんがり焼き目を付けて、こちらも柔らかく冬の白ねぎ本来の甘味が感じられます。鴨と白ねぎは一緒に食べるのがおすすめ。
トッピングの三つ葉と柚子の香りがいいアクセントになっていて、日本人に生まれてよかったと思う美味しい味わい。
そして特筆したいのがこのだし。いつもの丸亀製麺のだしがベースですが、鴨の脂と旨味が溶け出しているので、とにかくじわっと体にまで染み渡る深い旨味がたまりません。ずっと飲み続けられる美味しさです。
鶏、豚、牛と肉の旨味を玉子あんが優しくまとめた「肉がさね玉子あんかけうどん」
同じく12月5日(火)から販売している「肉がさね玉子あんかけうどん」(並¥790、大¥930、得¥1,070)は、2023年1月に登場した「肉玉あんかけうどん」がバージョンアップしたもの。牛肉の薄切りを甘辛く炊き、豚と鶏の合わせそぼろと一緒にうどんにのせたボリューム満点の一杯。
玉子あんかけは優しい味わいなので、まずは肉と味が混ざらないうちに玉子あんのだしを味わってホッとしてください。ふわふわの卵とだしのバランスがたまりません。
肉の甘辛い味付けともマッチしていて、玉子あんだしと合わせるとまた違った美味しさが楽しめます。数回にわけて丁寧に玉子を入れることでふわふわ、とろとろに仕上がります。
合わせそぼろが玉子あん全体に広がって麺によく絡んで体の芯から温まります。肉の旨味がプラスされた玉子あんだしが最後の最後まで飲み干したくなる美味しさです。とろみがついていると冷めにくいので焦って食べないように。
「和牛すき焼き釜玉うどん」は12月12日(火)から発売でなくなり次第終了となるので、早めにチェックを。「鴨ねぎうどん」と「肉がさね玉子あんかけうどん」は1月下旬までの期間限定なので冬休みの期間は十分楽しめますね。家族みんなで美味しいうどんで体の芯まで温まってください。
取材・文/岡部礼子