健康のため、ヘルシーな食材を積極的に活用しているMart読者の広瀬さん。ビーガンの食生活にも興味があり、無理のない範囲で植物性食材を取り入れているそう。そんな広瀬さんがいま注目しているスーパーフードが「ブルースピルリナ」です。
高い栄養価でアメリカでも話題に!「ブルースピルリナ」って?
藻の一種でたくさんの栄養素を含んでいる「ブルースピルリナ」。粉末状になっていて、色鮮やかな青色をしているのが特徴。少量でもビタミン、たんぱく質のほか鉄分、葉酸、カルシウムなど約50種類の栄養を摂ることができます。スーパーフードが数多く揃うアメリカでもその栄養価の高さが注目されていて、現地では専門店もできるほどなのだとか。
「日頃から筋トレや水泳に励んで体づくりを行なっているのですが、気軽にたんぱく質が摂れるヘルシーフードを探しているときにブルースピルリナと出合いました。苦味などは一切なく、ほぼ無味無臭なので料理やお菓子づくりにも活用しやすいんです」
愛用者の広瀬さんおすすめのレシピを2つご紹介します!
アレンジ【1】ヨーグルトドレッシングのサラダ
無糖の豆乳ヨーグルトにオリーブオイル、ビネガーを少量ずつ足し、さらに「ブルースピルリナ」を入れてよく混ぜ、ドレッシングをつくります。それをお好みの野菜にたっぷりとかけるだけで見た目も鮮やかなサラダの完成です。
「ブルースピルリナは少量でもしっかり青色がつくので、ひとつまみ程度を入れるだけでもOKです。ドレッシングにビネガーを入れることでなめらかな質感になり、野菜にも絡みやすくなりますよ。豆乳ヨーグルトのさわやかな酸味がきいてさっぱりと食べられます」
アレンジ【2】ローケーキ
ローケーキとは48 ℃以上の加熱処理を行わず、植物性の食材(フルーツやナッツ、海藻など)のみでつくるケーキのこと。砕いたカシューナッツにココナッツミルク、ドライいちじく、メープルシロップ、塩、そして「ブルースピルリナ」を入れて混ぜ、冷蔵庫で固めてなめらかなケーキ状に仕上げます。土台の部分はくるみとデーツをブレンダーで撹拌し、タルト型に入れて固めています。
「ブルースピルリナは熱に弱いので、基本的には常温か冷やした状態で使用します。加熱処理をしないロースイーツづくりにもぴったり! 色鮮やかで華やかなケーキをつくれるのでパーティやお祝いの席にもおすすめです」
広瀬さんは他にも、スムージーや豆乳ヨーグルトに合わせて朝食時に摂り入れることも多いそう。毎日無理なく、スーパーフードを試してみたいという方や食事の栄養のバランスを気にしている方はぜひチェックしてみてくださいね。
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Rainbow Farms(レインボーファームズ)
撮影/山下忠之 取材・文/丹下紋香