• TOP
  • スポット
  • グルメ
  • 【郊外カフェ】クラシカルな建物でゆったり過ごせる自家焙煎珈琲店パペルブルグ(東京都八王子市)

【郊外カフェ】クラシカルな建物でゆったり過ごせる自家焙煎珈琲店パペルブルグ(東京都八王子市)

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

木やツタが建物に絡んで歴史を感じるお店入口の様子。

車を走らせていると、突如見えてくるお城のような建物。こちらは中世、ドイツの館をモチーフにつくられた「パペルブルグ」というカフェなのです。映画の撮影にも使われたという店内は、どのような空間か、魅力をたっぷりご紹介します。

壁画やステンドグラスは多摩美大講師の作品!コーヒーとともにアートも楽しめる

内装の全景。壁一面の絵と彫刻、窓枠などアンティーク調のもので装飾されている様子。

1991年オープン。濃い色の梁が大胆な絵のフレームのよう、絵を引き締めます。

新潟の古民家から移築して彫刻を施すなど、実は国産のものが使われていて、どこか懐かしさと温もりを感じる内装が特徴。

内観、座席。

広々した店内は、常連の方やお友達同士、カップルなどですぐに満席に。おひとりさまの場合はカウンター席がオススメ。

内観、座席。

大きな古時計と黒タイルで囲まれた奥の席は、これからのハロウィンシーズンに写真映えしそうな席!

内観、ピアノが置かれている。

1948年製のグランドピアノがあり、周りには絵画や甲冑などがディスプレイされていて、定期的に音楽会を行うそう。

内装、本棚。

一角にある本棚には、コーヒーの専門誌や芸術誌、天使と悪魔、怪物というタイトルのものまで様々なジャンルが揃う。

エントランスのベンチ。

エントランスにあるベンチ。光の差し込みがとても美しくて思わず立ち止まりました。

贅沢な一杯が目の前に運ばれるワクワク感がたまらない!

素敵な花柄のカップに注がれたホットコーヒー。

カップは、数あるデザインの中からセレクトされて運ばれます。どんな柄がくるか、楽しみのひとつ!ブルグ¥670 ※スイーツとセットの注文で通常価格から50円割引

淡いブルーとピンクの花柄に、ゴールドの縁取りが上品なカップ。店名が使われている「ブルグ」というブレンドコーヒーをオーダー。コクと甘み、苦みがバランス良く感じられ、スイーツとも相性が良い。

サイフォニストのがコーヒーを淹れるところ。お湯を注ぐ。

サイフォン式で淹れるコーヒー。焙煎機で週2、3回焙煎をし、注文が入ってから豆を挽いてすぐに淹れて抽出されます。

サイフォニストがコーヒーを淹れるところ。コーヒー豆を混ぜる。

お湯を入れてから、約1分で抽出完了。途中、混ぜながら冷やすことでスッキリさとコクがしっかり味わえるコーヒーに。

サイフォニストがコーヒーを淹れるところ。完成。

ポコポコと音を立て、滑らかに器を通っていきます。あっという間のこの瞬間が楽しくて見とれてしまいます。

ワイングラスに入るアイスコーヒー。

こちらは試飲、20時間かけて抽出するダッチコーヒー。5秒に1滴という速度でじっくり落とすので、とても貴重な一口。赤ワインのような豊潤な香りと、まろやかに口の中を通る喉ごしに感動しながら、大事にいただきました。ダッチコーヒー¥800。

季節ごとに食べたくなる!名物プリン・アラ・モード

プリンアラモード。プリンの上にはクッキーが乗せてあり、プリンが見えない状態。お皿の周りには、シャインマスカットやぶどう、バナナなどのフルーツが盛られている。

通常、パスタが盛り付けられるようなお皿に、プリンが登場。あれ、プリンが見えない?!プリン¥1,600

なんとも楽しい!フルーツ、自家製クッキーの中にプリンが隠れているタイプの、プリン・アラ・モード。クッキーを割りながら、いただきます。

クッキーを割り、プリンをみせているところ。

プリンを覆っているクッキーを思い切ってパリッとスプーンで割って、中のプリンと一緒にいただきます。

プリンとカラメル、クッキーをすくっているところ。

思った以上になめらかクリーミーなプリンは、底のカラメルが濃厚で苦めなので、クッキーの甘さと合うんです!

プリンに添えられている、フルーツの寄り。

添えられているフルーツは旬のものを使うので、季節ごとに訪れたい。シャインマスカットと巨峰の酸味、バナナの甘み、そしてクリームがプリンの味に溶け込んで、いろんな食感に大満足なスイーツ!

店舗・アクセス情報

2杯目のコーヒー。

スイーツ後に、どうしても苦めのコーヒーが飲みたくて「ヴォルフ」をおかわり。ヴォルフ¥880の半額でいただけました!(2杯目は半額)

口に入れると深い香りが漂うのに、後味は割とあっさりでとっても美味しい一杯でした。飲んでも香っても、心安らぐアロマ効果ですね!

道路から見える外観の様子。

道路から見える外観はこちら。駐車場はお店前に6台、横に6台分あり、車での入店がしやすいのもうれしい。

Pappelburg(パペルブルグ)
■OPEN
10:00〜19:00
東京都八王子市鑓水530-1
TEL:042-677-5511

《電車でのアクセス》
JR八王子駅/JR橋本駅より神奈川中央交通バス「自然公園前」バス停下車
《車でのアクセス》
八王子バイパス/国道16号 に入り、鑓水北(交差点) を右折して 東京環状/国道16号 に入る
https://pappelburg.com/

撮影・取材・文/森岡陽子

- 関連記事 -

    マガジン
    Mart2024春号
    2024年3月28日発売
    ¥980
    マガジン
    Mart2024春号
    2024年3月28日発売
    ¥980