血糖値の急上昇を防ぐ低GI値食品として、ヘルシーな食生活を心掛けている人たちに愛されている「アガベシロップ」。「料理にもスイーツにも砂糖は使わず、すべてアガベシロップで甘みを足している」というMart TRIBE会員の久宗さんに、おすすめの使い方を教えてもらいました。
砂糖代わりに使えばヘルシーな「有機アガベシロップ GOLD」
3年ほど前からアガベシロップを愛用している久宗さんは管理栄養士の資格を持ち、普段から食生活には気を配っています。
「元々は太りやすい体質で、20代では今より20kgも太っていたことも……。でも和食中心で自炊をして食べるようになってから、少しずつ痩せることができました。基本的に砂糖は家に置かずオリゴ糖などを使っていましたが、友達からもっとヘルシーな甘味料があるとアガベシロップの存在を教えてもらったんです。そこからずっと煮物や炒め物、スイーツなどにもすべてアガベシロップを使うようになりました」(久宗さん)
アガベシロップって何?
アガベシロップに使われている「アガベ」とは、メキシコ合衆国中心に広がる植物。テキーラの原料として昔から使われたり、繊維が利用されています。その中でもアルマテラのアガベシロップはユネスコの世界遺産にも登録されているテキーラ村を中心に栽培されている、ブルーアガベからつくられた希少なもの。 有機認証を各国で取得しています。
血糖値の吸収をゆるやかにする“低GI食品”で、欧米はもちろん日本でもヘルシーな甘味料としてスーパーにも並ぶほど一般的になっています。
久宗さんが実際にどんな料理に使っているか見せてもらいました。
【1】れんこんのきんぴら
れんこんを油で炒め、アガベシロップ、酒、しょうゆで味付け
アガベシロップを使ったれんこんのきんぴら
「砂糖やみりんを使う料理であれば、その代わりにアガベシロップを使うだけです。少量で甘みを感じるので、量は調節してみてください」と久宗さん。初心者はきんぴらや甘辛味の炒めものから使ってみるのがおすすめ。
【2】サケの照り焼き
こちらは、焼いたサケにアガベシロップ、酒、しょうゆを絡めたサケの照り焼き。「煮魚や野菜の煮物も、すべてアガベシロップで甘みをつけます」(久宗さん)
【3】ヨーグルト
ヨーグルトにははちみつやシロップ代わりにそのままかけて食べます。「ナッツやドライフルーツと一緒に、朝食に食べることが多いです。デザート系の甘いものでも、アガベシロップだとヘルシーに食べられます。サラサラの液状で、はちみつのように固まらないのも使いやすいポイントです」(久宗さん)
料理全般に使えるヘルシーなアガベシロップ。パンに塗る、ヨーグルトにかけるといった手軽な使い方から始めてみてはいかがですか?
【お問い合わせ先】
アルマテラ http://agave-jp.com/
撮影/山下忠之 取材・文/富田夏子