昭和のあったかアイテムのイメージが強い湯たんぽですが、エコな暖房器具としていま再びブームに。中でもシリコン製でやわらかく、肌触りが気持ちいい湯たんぽが人気です。
シリコン製のカラフルな湯たんぽ
電気代や食費の値上がりなどもあり、暖房費の節約にもなると人気の湯たんぽ。Mart TRIBE会員の祖父江さんがおすすめするのは、シリコン製のやわらかいタイプです。
「湯たんぽって硬いのが気になっていたのですが、シリコン製だとぷるっとして肌触りが良く、膝に乗せるだけでほっこりします。そして色がかわいいのでテンションが上がります! 私は寝るときだけでなく、リモートワーク中にも使って体を温めています。私は楽天のwishというショップでオンライン購入しました」
【使い方】
使い方といってもお湯を入れてキャップをするだけですが、温度やお湯の量なども詳しく説明します。
①湯たんぽにお湯を注ぎます。お湯の温度は40~60度、量はボトル本体の半分くらいまでが目安。フック用の穴が開いているので、熱いお湯がかかるのでは……と不安な場合は活用を。
②しっかりとキャップをして、お湯がこぼれないか確認できればOK。
2面構造で熱の伝わり方を使い分け
こちらの湯たんぽ、表面の構造が2面で違っていて、熱の伝わり方を変えることができるんです。
こちらはフラットな面。ダイレクトに熱が伝わります。
こちらは凹凸がある面。肌と接触している面積が小さく、熱はじんわり伝わります。
リラックスタイムやリモートワークのお供に
ソフト湯たんぽは、やわらかさを生かしてお腹にあてることが多いという祖父江さん。
「お腹を温めているだけで体全体がぽかぽか温まってくるので癒されます。暖房をずっとつけていると部屋が乾燥するので、ある程度部屋が温まったら湯たんぽに切り替えることもあります」
自宅でリモートワークの際には、目元や首元、手元に置くなどして気分転換することも。
「パソコンを打つ手元に湯たんぽを置いて、疲れを軽減させたりしています。ちょっと一息つきたい時は、目元や首元に湯たんぽをあてて温め、リラックスするのにも使っていますよ」
夏には冷水を入れてもOK
こちらの湯たんぽ、冬だけでなく夏には冷水を入れて水枕のようにして使うこともできます。
①冷水の場合は本体ボトルの7分目を目安に注ぎ、キャップをしっかりと閉めます。
②水を入れたボトルを冷蔵庫で冷やすと、保冷効果が高まります。
保温、保冷と1年中使うことができるソフト湯たんぽ。デスクワークからリラックスタイム、快適な睡眠のお供に……特に今の時季は冷え性の方におすすめです。
撮影/山下忠之 取材・文/富田夏子