捨てられない思い出の品はどうしまう? きれいに残せて見返しやすい3つの収納法【Martist田口愛佳】

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こんにちは! Martistの田口愛佳です。

今回は、子どもの作品や思い出の品の収納方法を、我が家での事例を交えて3つご紹介します! しまい方を知ることで、自分なりの整理の仕方のルールを決める参考にしていただけると嬉しいです。


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我が家での収納方法は大きく分けて、

【1】リングバインダー収納
【2】ファイルスタンド収納
【3】ボックス収納

の3つです。では、それぞれについてどのように収納しているかをご紹介します!

【1】リングバインダー収納

書類管理でも使っているバインダーにリフィルを追加して挟み込んでいく方式。思い出のモノは特に、リフィルが追加できるこのタイプがおすすめ! ファイリングのポイントもあわせてみていきましょう。

◆ポイント1◆
A4コピー用紙に貼ってサイズを統一する

サイズがバラバラな紙類は、サイズを統一することがポイント。我が家では、A4コピー用紙に細かいものを貼っています。こうすることで、劇的に見返しやすくなります!

エコー写真。ふとした瞬間に息子と一緒に「あ!足!」なんて言いながら見て懐かしんでいます。

児童館などで作成した手形と足形も、別の紙に貼ってから収納すると劣化が防げます。

旅行の記念写真も、台紙から外すだけで省スペースに。思い出は台紙ではなく写真本体。一定期間飾ったら、台紙から取り外してファイリングするのがおすすめです。

◆ポイント2◆
台紙に書き込んだり、付箋を使ってメモ。

せっかく取っておいた思い出の品も、しばらくするといつ、そして誰の思い出だったか忘れてしまうことも……。収納する際に、日付や場所、そのときのひと言などを直接台紙に書き込んだり、付箋を使って簡単にメモをしておくのがポイント。マスキングテープやシールを使ってアレンジしたり、お子さんと一緒に振り返りながらその作業をしてみるのも楽しいですよ!

一緒に遊びに行った記録。半券とともにどこに行ったかなどを直接台紙に書き込みます。

時間がないときは、リフィルポケットにざっくり入れてもOK。付箋に簡単にメモしておけば、いつの思い出なのかもすぐにわかります。

幼稚園の大きめの写真。額入りでもらった写真や、お誕生日記念にもらった写真などは元の入れ物から出してこちらに。「年中・クリスマス会」など、いつのどんなときの写真なのかを簡単にでいいのでメモしておきましょう。

◆ポイント3◆
リフィルの種類や収納の仕方をひと工夫

リングファイルのいいところは、リフィルの種類が色々あること。収納したいものに合わせてカスタマイズできるので、同じ時期の思い出の紙ものを、1つのリングファイルで保管できるので重宝しています。薄い冊子タイプのものは、開いて収納しても◎。

ハガキ用リフィルを使って、幼稚園時代の先生からのハガキを収納。貼り付けていないので、どの先生からのハガキだったか宛名もさっと見られて便利。

冊子タイプのモノは、真ん中で開いて収納するのも手。リフィルの強度が心配な方は、素材が厚手なリフィルを使っても。

【2】ボックス収納

立体の作品などは、ボックスに入れて収納しましょう。ここでは、大きいものと、細かいもののそれぞれの収納法についてご紹介します!

◆ポイント◆
透明ケースに大きいものはざっくりと、小さいものは小分けケースに入れてから!

立体モノの収納にはIKEAのボックスを使用。息子が取っておきたいけど、普段の遊びでは使わない思い出の作品やおもちゃを収納しています。 見えないとないものになってしまう息子なので、あえて中が見えるボックスに。たまに“あぁ~懐かしいなぁ~”とまるで大人のように物思いにふけています(笑)。

細かいモノはボックス内で迷子になりがち。ボックス内に、小さめの収納ケースを使うことで、小さなモノでもすぐに見つかります♪

【3】ファイルスタンド収納

園や学校から年度末に持ち帰ってくる作品やファイルは、そのままざっくりファイルスタンドに立てて収納。今はスペースがあるので、そのまま保管しています。我が家の場合、こちらは息子本人というより親がゆっくり見返したいゾーン。

◆ポイント◆
クリアファイルやファイルボックスを活用し、劣化しにくく見返しやすく収納!

個別に持ち帰って来た絵で飾らないものは、A3サイズのクリアホルダーに入れ、その学年のファイルの横に一緒に収納。

そのままや丸めて保管すると劣化が早いので、クリアファイルに入れる収納法はおすすめです。

親が大切にとっておきたい息子の作品は、そのまましまうには収納しにくい形。

こういったものは、厚みのある書類ケースに入れて、立てて保管しています。

【おまけ1】スクラップブック収納

かさばる紙類は、そのままファイリングするのではなく、大事な部分だけを切り取って収納するようにしています。

最近、「このプリントは取っておきたい」というのが出てきた息子。丸ごと取っておくのではなく、好きな箇所だけ切り貼りするオリジナルブックをつくってもらうようにしました。

「ものを取っておくということは管理の手間がかかる」ということを教えるためにも、あえて「取っておきたいなら切って貼ってね!」というルールにしています。

【おまけ2】飾る収納

大きめの絵は最新のものを額に入れて飾っています。額はイケアのもの。デザインがかわいくてお手頃価格が多いので、おすすめです!

「子どもの作品って、唯一無二のもの。そして、息子の思い出のものをもう少し大切に扱ってあげてもいいのかも……」

あるときふと、そう思ったのがきっかけで、せっかく取っておくなら見返しやすいように保管しようと試行錯誤するように。そんな中で気が付いたのが、ざっくりしまい込んでしまうと見返す頻度が少なくなってしまうということ。一時、あまり開けたくない禁断のボックスになっていたことも(笑)。

未来の自分や家族が見返しやすくなるために、今のうちから少しづつ手間をかけてあげるのが大事なのかもなぁと感じています。

思い出のものを捨てなきゃ……と苦しい気持ちになってしまうぐらいなら、まずはほかのものや場所を整理してみてくださいね。きっと大切な思い出のものを保管できるスペースのゆとりが生まれます!

いかがでしたでしょうか? 思い出のものや作品収納は、色々な方法があるので、1つのご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

写真・文/田口愛佳

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田口愛佳
整理収納アドバイザー

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